第16話出る杭とコミュ 力

時間を少し 戻す


番場「これは総理が 出来ないのでは?」


堀田「そうですよ

苦手な分野ですよね?」


「勝手に決めつけないでくださいよ~

誰が苦手って言いました…自分でコントロールしてるだけです…」


堀田「はぁ?ちょっと意味わかりませんが?」


…………………………………………………


出る杭は打たれる という言葉がある


私は高校1年で 初めて それを経験した…

子供の頃から人を笑わせる事が好きだった人生 楽しければ いい…先の事も考えず

高校を選んだ理由も自分の学力で入れる仲の良い友達と同じ学校を選んだ

恥ずかしがり屋で人見知り…注目を浴びる

と すぐ顔が赤くなるクセに人を笑わせたい…

授業中に先生からの質問に ボケで返す…!それで笑いが おきる

そんな事を続けていた ある日 内容は忘れてしまったがクラスで大爆笑が おきた

私は凄く嬉しかった …その授業が終わり休み時間にクラスの番長的な存在が すぐ私の前に現れ いきなり胸ぐらを掴まれた…

「お前…俺より目立ってんじゃね〜よ!」

私には理解できなかった?皆 笑えたから

よかったと思っていたが 中には それを 悔しがる人間が いる事を初めて知ったのだ


社会人に なってからも人を笑わせる事は出来て そうすると人が集まってくる…

ただ、やり過ぎると…目立ち過ぎると それが気に入らない人間が必ず現れる事を学んだ私は人と常に一定の距離を とれるよう

ブレーキをかけコントロールするように なっていた…


…………………………………………………


「人付き合いが面倒くさいから、避けてるんです… 別にコミュニケーション能力が全くないとかでは ありませんから…!」


番場「ほお〜う?」堀田「へぇ~?」


(クッ… 全く信じてないな…コヤツら…!)


…………………………………………………


話は 前話 に戻る



「 そして もう1つ!!


皆さん 私と お話しませんか? 」


「モニター越しに なりますが 会話して みたいと言う方が いるなら 毎日は無理ですが

私と直接お話しましょう

時間は30分間までです

内容は 何でも構いません

もっと こうしてほしい

これが あれば助かる

雑談でも希望でも相談でも なんだって いいです

魔法は使えないので 無理な事は 沢山ありますし、ご希望に沿えない事も あります

ただ自分の気持ちを私に聞かせてください! 検討しますし考慮します 愚痴でも暇つぶしでも 聞きますから」

「で、ですね…人数は お一人様から一家族と させていただきます 又は 数人の 友達やカップルでも お子様だけでも大丈夫です」

「どれくらいの応募が あるのか わかりませんので1日1組様 で決定方法は 抽選です

抽選総理と抽選で会話しましょう

ハハハ

応募方法は 専用の公式サイトを設けますので 出来る限り そちらからお願い致します それが現状難しい方は お手紙でも受付ます危険物チェックなど人手が必要になる為 出来る限りサイトから お願い致します

では、本日は ここまでと致します

皆さん 良い1日を! 」

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