ああ、きれいな話ですね。
特別な時間になると、ポケットの中に広がる宇宙の描写が素敵です。

同じ12歳でも女の子より男の子のほうが背が低い描写も、小学生の頃はそうだったと懐かしく思い出しました。

約束を守るお兄ちゃんはずっと妹の成長を見守ってくれるんでしょうね。

遅ればせながら、企画にご参加いただきありがとうございました。

宇宙空間で見られるはずのない流れ星。それが夢の世界の象徴であるかのように輝いて、切なさの帯を引いています。なんてのは読み手の勝手な解釈なのでしょうが、そういう物語としての空間の広さが正に宇宙ですね。午前二時の。

小学生にとっての午前二時はなんとも現実味のない時刻。存在さえあやふやな時間。
「いつもと違う何かが起こる」と、その時刻というだけで信じられたものです。