第6話 私が私でよかったと思えた話
インド占星術を受けた時に
初めて自分は自分のことを少しだけ知れたように思う。
それまでは、「本能のままに生きている」と言われていた。
悩んだりとか多少はするし、寒いと落ち込むけど、確かに本能のままに生きていた。
自分で自分のことはよくわからなかった。
だから大学生の時、バイト先の大人に
「はらしょうってマイペースだよね~」
って言われた時には心底驚いた。心底驚いて、高校の友達に確認した。
「私ってマイペースなん???」
そしたら
「うん、はらしょうは昔からマイペースだよ~」
と言われた。そうか、、、私は自分ではいろいろ考えているつもりだけど、周りから見るとマイペースなんだ…びっくり~
さてはて、話を戻す。
インド占星術の鑑定を受けた時に、開口一番に「はらしょうさんはよく言えば繊細、悪く言えば気にしいですね」と言われて、これまでの謎がいろいろ解けた。
自分のこれまでの悩みは、そうか、繊細で気にしいだったから起きてたことなんだと。
鑑定を受けた時は職場において、初めての出来事が多く、ストレスがたまりにたまっていた。
「つらいと思っちゃいけない」
「しんどいなんて甘えだ」
自分のネガティブな気持ちに蓋をしてたら、ちょっと壊れかけた。
でもこの壊れかけた経験とインド占星術鑑定での気づきはその後の自分を大きく変えた。
きっと自分が壊れかけなければ、仕事が慣れない人に厳しく当たっていたと思う。
きっと自分が気にしいで繊細でなければ、インド占星術に出会わなかったと思う。
なんだか、今の自分でよかった。
仕事ができても、人の痛みや苦しみが分からない人間にはなりたくない。
繊細なのも気にしいなのも直したいと思ったことはない。てか直らない。
もう今世の標準装備。
ただ、標準装備だからこそ、どのように運転したらいいかが少しずつ分かるようになってきた。
どうやったら心を傷つけないようにできるかを学んだ。
ちなみに、繊細だとか気にしいだとか言ってるけど、
別に周りの人に「私、繊細なんで、そこんとこよろしく頼むよ!」とか言わないし思っていない。
「気にしたりするくせに大胆なことするよね」
と言われる時もある。
鈍感な時もある。
気づけない時もある。
今もいろんなことを学び中。
自分のことも学び中。
いいね。学びはいいね。
もっといろんな自分を知っていきたいよ。
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