足音
紫閻-sien-
《夜道に響くハイヒールの音》
後ろに聞こえるハイヒールの音を気にしながら歩く
帰宅途中のサラリーマン
夜で静かな住宅街だからだろうか よく響く音だ
どんな人か気になり 顔が見たくなってきた
(よし 次の街灯に行ったら顔を見てやろう)
そう思い 少し足早に歩を進める
後ろの足音も心なしか足早になっている
街灯まであと少しというところで
何かが 街灯の下にいることに気づく (ん?犬かな?猫かな)
そう思いながら街灯の下にたどり着いた男は驚愕する
そこに居たのは 腰から上だけの女
「やっと見つけた 」 女はそう言った
そうは言われたが男にとっては見たことの無い女
(ということは? まさか・・・)
嫌な予感がし ゆっくりと男が振り返ると・・・
足音 紫閻-sien- @sien702
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます