ちょっとした解説「窓の家から」
僕はとある団地に住んでいる。
あたりまえだが、家々は道に面して建てられている。どの家にも共通するのが、カーテンで外からなかが見えなくなっていることだ。
せっかくの日差しも、カーテンでさえぎってしまう――当然だ。私生活が外から覗かれるからだ。
もちろん、好んで家を覗く人はまれだろう。
だが、もしカーテンを付けない家があったら……。
という発想から、この作品は生まれました。
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