ヒロインとレベリングとスキル獲得にいそしんだら最強になった。

月夜 春

第1話「ああ、結局異世界転生したんだ」

 俺は田村修一郎23歳、ブラック企業に勤めている社畜のサラリーマンだ。

 現実逃避をしたくて異世界転生の小説は読んではその物語に思い浸っている。その日もいつも通りに同僚に「飲みに行かないか」と誘われいつものお店によって行った。そのお店は「いつもので」といえばいつも注文しているものを出されるぐらいに俺は結構常連だ。その日も同僚と11時ぐらいから飲みに行き1時ぐらいになるとふらふらと千鳥足で帰っていく。


 しばらく歩くと女性がが歩道橋を一人で歩いていた。俺は「女の人がこんな時間に一人で歩くなんて危ないな」と思いつつも俺には関係ない話だと思っていた。その時、なぜかその時にその女性ががトラックにかれそうになっていて俺はそれを助けた。その女性が助かるのは横目に見ていたが、トラックのスキール音だけが頭でなりトラックに轢かれた。そしてその時俺は「ついに異世界転生できるんだ」と思っていた。

 

そして目を開けた時には透き通った青い空と広い草原を想像していたがそんな俺のはかない思いは打ち砕かれた。なぜなら、起きたら白い天井とあの病院の独特のにおいがしたからである。おれは何が起こっているのかとても俺の頭脳では理解できなかった。いや理解したくなかった。しかし医者の「大丈夫ですか?」という一言でそれは認めざる終えなかった。その後、医者から聞いた話によると俺はトラックに轢かれた後すぐに病院に搬送され一命をとりとめたという。医者からは全治5か月を言い渡された。今考えたらそんな簡単に異世界転生ができるわけがない。だいたいこういうのは死んだ直前に神がモ○鉄みたいに舞い降りてきて異世界転生できるんだ。

 そして5か月がたったころ俺は無事病院から退院できた。ブラック企業に戻りたくなかった俺は重い腰を持ち上げて階段を下りた。しかしその階段でつまずいてしまった。不運なことにいちばん上のほうだったので頭から落ち死んでしまった。俺はそのとき何が起きたのか理解できなかった。


何か月、いやもしかしたら何十年たったのかもしれない。俺は気づくと母親の腕?に抱かれていた。おそらく僕の父親である人物が「かわいい子が生まれたな」と言った。そして、母親は「本当にかわいい子ね」といった。そして「この子はスタークとなずけようと思うかどう思う?強い子になりそうだしぴったりだろう」「それはいいわね。じゃあこの子は今日からルード・スタークだわ。」そのとき、俺は喋ろうにも「オギャー」という声しか出なかった。そして俺はその日から田村修一郎ではなくスタークとなった。俺は神様はどうした、と思いつつ全力で抵抗したが俺の抵抗もむなしく眠りの中に入っていくのであった。



初連載です。読んでくれると嬉しいです!!


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