第3話 自衛隊の傑作ミサイル 03式中距離地対空誘導弾

 前々からミサイル不足が指摘されている自衛隊。


 ミサイルの充足率は6割程度と、北の国や中の国、それに崩壊した元社会主義国など近隣に数多くの脅威を抱える割には少なく、なんなら隊員数も不足しています。


 ですが持ち前の技術力があるので、輸出を封じられている割に日本の兵器は良質なものが多いです。(歩兵用の小火器は除く)


 対艦ミサイルや艦艇、戦車など紹介したいものは色々ありますが、今回は対空ミサイルを紹介しようと思います。


 陸上自衛隊03式中距離地対空誘導弾は、三菱電機、三菱重工業、東芝など高い技術力を誇る有名企業が協力して作った、射程60kmの国産対空ミサイルです。


 大型トラックに搭載されたミサイル(通常は6連装)と、レーダー車両や指揮車両などで構成されており、特にレーダーにはイージスシステムに準ずるほどの性能があるようです。(カタログスペックを見る限りは)


 現在は改良型も開発されており、試験では目標すべての撃墜に成功したそうで、本当だとすれば、その性能は相当なものでしょう。


 いい噂の多い03式中距離地対空誘導弾ですが、弾が無ければ意味がありません。


 写真を見ていると、ミサイルを二発しか搭載していない車両すらあるようです。


 早急にミサイル不足が解消されるといいですね。


 

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