第2話 愛すべきだが使うべきでは無い銃、64式小銃
戦後初の国産小銃として名高い64式。好きな人は多いのでは無いでしょうか?
私も好きです。当時の口径が大きい自動小銃は今の自動小銃より発砲音がかっこいいし、部品が多くてゴツゴツした感じも洒落ています。
本当にいい銃ですし、創設当初から今まで自衛隊を支えてきた歴史ある銃でもあります。
ですが、性能面で言えばあまり良い銃とは言えないようですね。
命中精度は良いのですが、結構酷評されることが多いです。
・重い
・照準器が勝手に倒れる
・引き金が引きにくい
・部品が多すぎて整備性が低い
・安全装置が解除しにくく、緊急時に撃てない。
など、コテンパンにやられています。
私のようななんちゃって軍事オタクにしてみたら、かっこいいしいいんじゃない?と思うんですが、命張っている人たちからしてみたら、とてもたまったものじゃ無いでしょう。
陸上自衛隊ではほとんど使用されていませんが、海上、航空自衛隊では今でも健在だそうです。早急に入れ替えた方がいいかも知れません。
ただ、最近陸上自衛隊では20式小銃の導入を始めているので、お役御免になった89式小銃が、海自や空自にも配備され始めているかも知れません。
空自や海自の基地はテロの標的にされる可能性もあり、その警備はとても重要なので、早く更新されるといいですね。
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