このしろ花
流星未来
第1話
時過ぎて 陽炎の中 潜む君の想い 私の道を塞ぐ
他人の歩み 辿る道 孤独の中の焦燥 羨望は滴る暗黒
ああ、すべて閉じて 真っ白な世界で 讃美歌だけ聞いていれば
暖かな光り舞う花畑に溶けていける
さあ目覚めて 孤独だけの暗い細道 失いながら進む
個々に 此処に 個々の その先
風の夕べ頼りに 何もない道ただ進むだけ
時移ろって 寒空の下 潜む君の想い 私の道を塞ぐ
他人の歩み 辿る道 孤独の中の焦燥 羨望は滴る暗黒
ああ、すべて閉じて 真っ白な世界で 讃美歌だけ聞いていれば
暖かな光り舞う花畑に溶けていける
名だたる天上の調べ 惑わされて 何もない道を辿るだけ
個々に 此処に 個々の その先
肩にかかる重圧 期待しているのは自分だけ
抱え込んだ手を離せば きっとまた目覚めるだろう
歩んできた道は出会った人の手の上
歩んできた道は自分への賛美
此処にいるだけ 個々にいるだけ
最初の想いはどこへ 明るい道を進むだけ
物言わぬ香りと 色の付いた世界
私が進むのは自分への賛美
楽しんで進むだけ 羨望のその先 光るのは私だけ
逆光の中の咲かない花
このしろ花 流星未来 @ryusei_mirai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます