第12話 おどぅんみパワー

捻挫していないかと楽譜を持ってきたかを確認する。

足は打撲すらしていない。「打撲は拒むよ。一括でお支払いしないよ。」

ミンは楽譜を見てみる。

「ハッ!この楽譜タムちゃんの服の繊維が付いてる!!!!」

緯度を測って海に飛び込む!

海の匂いとタムちゃんの匂いが混紡している。

「歯茎の調子がいい!!!!」

双方の道!伸縮おどぅんみ!

ミンの軸は驚くほどブレない。その時あるものが目に飛び込んできた。

「タムちゃんの筆跡……!!!」

その時ミンの中で何かのリミッターが外れた。

(タムちゃん…こんな海底で辛酸を舐めているんだね…)



「海の恵よ!ミンに力を!!!!!!」


おどぅんみの細胞大活性化


大きな音を立てて深海の岩が弾け飛ぶ。パァンパァン

ミンは不審な穴を見つける。

「この穴の中にタムちゃんがいるんだ…!!」

ミンのお腹と匹敵する穴の大きさ。


「タムちゃんを喪失したくない…!!!」


酢酸って何?

「脱臼したくない!進むのだ!!」


その時、岩が崩れ落ちる。



「…何も…ない……」

何かが光る

「ム…やけに光沢のあるモノがあるぞ」

ミンはそのブツに近づいて触ってみる

「柔らかい…!しぼってみよう」

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