三話

 ドンドンと部屋の扉を強く叩く音で私は目を覚ました。自分が起きて身支度する前に誰かが部屋に来ることは珍しい。だからきっと急用なんだろうと思い、私はまだ眠りに浸りたい身体を無理矢理起こしてベッドから下りた。その直後、扉がバンッと大きな音を立てて開いた。


「ヨハンナ! これ、何で洗ってないのよ!」


 お母さんが怒りの形相で私に詰め寄って来る。その剣幕で眠気は一瞬にして吹き飛んだ。


「な、何のこと……?」


「だからこれよ! 洗ってって言っといたでしょ!」


 そう怒鳴ってお母さんはつかんでた服を私の胸に押し付けた。それを受け取って広げて見る。お母さんがたまに着てる薄桃色の上品なブラウス。でもその腹の部分に黄色い染みが点々と付いてしまってる――料理中に酒を飲むようになってから、お母さんはよくこういう染みを付けるようになって、確かに昨晩、このブラウスを洗濯しておいてと言われてたけど……。


「汚れを落とすのに時間がかかると思って、今日洗おうかと……昨日は、時間が遅かったから……」


「そんなの知らないわよ! 昨日ちゃんと聞いてなかったの? 明日までに洗っておいてって言ったじゃない! 今日も着るつもりだったのに何で言う通りにやってないのよ!」


「え、そんなこと、お母さんは一言も言ってなかった……」


 これに刃物のような視線が向く。


「何? 自分のへまを隠すために、私を嘘つきにするつもり?」


「ち、違う! 本当にそんなこと言ってなかった! お母さんの勘違いよ」


「勘違い? あらそう。そういう態度を取るの……」


 突き刺すように睨んでくる目は、私の動きを止めて心を震えさせる。


「反省しないなら、食事抜きよ! もう作らないから、自分でどうにかしなさい!」


 そう言い捨ててお母さんは一階へ戻って行った。私は呆然とするしかなかった。嘘なんか言ってない。本当にお母さんは明日までに洗えなんて言ってなかった。きっと酒に酔ってたから、自分がそう伝えたと思い込んでるだけなんだ。もし言われてれば、私は夜中でも洗ってただろう。無視すればどれだけお母さんが怒るか知ってるから。


 朝から深い溜息を吐くことになるなんて……機嫌を直してもらうためにも、まずは洗濯したほうがいいかな――私は着替え、身支度を済ませて一階へ行った。


「おはよう、ヨハンナ」


 居間では先に起きてたお父さんが、かばんから取り出した仕事の書類に目を通してた。


「おはよう、お父さん……」


「二階へエルサが行ってたみたいだが、何かあったのか?」


「私のせいで……怒らせちゃって……」


 私は手に持ったブラウスを見せた。


「お母さんの勘違いなんだけど、でも私が洗ってなかったから――」


「ぜんっぜん反省してないようね……!」


 怒気のこもった声に振り返ると、後ろにはいつの間にか朝食の皿を持ったお母さんがいた。


「き、昨日お母さん、お酒飲んでたから、前言ったことと記憶が――」


「どいて。邪魔よ!」


 私は息を呑み、身を縮めて道を譲る。そんな私を一睨みすると、お母さんは食卓に朝食のスクランブルエッグを乱暴に置く。その勢いで皿から卵が少しこぼれ落ちた。


「……エルサ、そんなに怒ることないだろ。たかが洗濯し忘れただけで――」


「この娘は私が酒に酔った嘘つきって言ってるのよ? 自分は悪くないと言うために! これが親に対する態度? あなたはどんな育て方をしてきたのよ!」


「やめないか。エルサも母親なら、これぐらい許してやれ」


「反省もしない娘を許したら、この娘のためにならないわ! ルネも叱るべきよ!」


「そう言われても、言い分が食い違ってるんじゃ……」


 お母さんは悲しみとも軽蔑とも取れる表情を浮かべた。


「あなたは私のことが信用できないっていうのね……!」


「どっちという問題じゃない。子供みたいなことを言うな」


「でも私より血のつながったヨハンナの味方をするんでしょ! わかってるんだから!」


「血のつながりなんか関係ない。私達は強く結ばれた家族なんだ」


「何が家族よ! 知ってるんだから!」


「知ってるって、何をだ」


 首をかしげるお父さんに、お母さんは忌々しげな表情を向ける。


「わざとらしい……口に出すのもイヤ」


「だから何のことだ」


「とぼけたふりなんか見せないでよ! もう! 何もかもイヤ!」


 そう叫び声を上げたお母さんは、頭を抱えて自室へ消えて行った。私とお父さんは唖然と立ち尽くす。……これは、明らかに私のせいだ。


「あ、謝ってくる……」


 歩き出そうとすると、すぐにお父さんに止められた。


「行かなくていい。少し頭を冷やす時間がいる」


「だけど、謝らないとお母さんの機嫌が……」


「こうなるのは今に始まったことじゃない。特に近頃は酒のせいか、機嫌を悪くする日が増えた。下手に近付けばもっと悪くさせる」


「じゃあ、どうすればいいの……?」


「気持ちが静まるまで放っておくしかない。……ヨハンナ、すまないな」


「何でお父さんが謝るの? 悪いのは私だから」


「お前は何も悪くない。家のことをやって、世話係まで引き受けてくれた。対して私は仕事だけで、二人のことをあまり顧みてやれてない。どうにかしたいとは思ってるんだがな……」


「大丈夫だよ。お父さんの仕事は私達家族のためでもあるんだから、気にしないで頑張って」


 私が笑うと、お父さんもうっすらと笑顔を見せてくれた。


「……ヨハンナがいてくれると、頼もしく感じるよ。ありがとう。本当なら父親の私が頼られなきゃいけないのにな」


「家族は助け合うもの、でしょ?」


「そうだな……機嫌の変わりやすいエルサは、どうにか上手くやり過ごしてくれ。予兆があったら距離を取る……今のところは、そんな接し方をするしかないな」


「ねえ、お父さん」


「ん、何だ?」


 口元まで言葉が出かかったけど、私は聞くのをやめた。


「……ううん。何でもない。朝食、どうなってるのかな。私見てくるね」


 台所に行くと作りかけの料理が残されてて、私はそれを仕上げて皿に盛り、居間に運んだ。


「……どうした、食べないのか?」


 フォークを握って食べ始めようとしたお父さんが不思議そうに聞いてきた。


「うん。これはお母さんの分だから……」


 作りかけの料理は二人分だけで、食事抜きにされた私の分は入ってない。


「エルサは部屋だ。どうせ食べない」


「後で食べに来るかもしれない。だから残しておかないと……これ以上、怒らせたくないし」


 もし私が食べたと知ったら、逃げる隙もないほど怒鳴り、責めてくるに違いない。


「そんなこと気にする必要ない。冷める前に食べてしまえ」


「いいの。あんまりお腹空いてないから。お母さんのために取っておいて。私、洗濯しないといけないから……」


 そう言って私はお父さんに背を向け、足早に洗濯に向かった。――さっき口に出かかったのは、ずっと抱いてる疑問。何でお父さんはあんな人と結婚したの? 私の本当のお母さんより、もっと魅力的に見えたの? 幸せに暮らせると思えたの? でも現実はこれだ。気ままなお母さんの機嫌を、私達は毎日うかがいながら暮らしてる。怒りを買わないよう、言うことはできるだけ聞く。疲れてても、余裕がなくても、波風を立てないように、静けさを保てるように努力する……こんな人を、家族だなんて呼べるかな――お父さんに聞いてみたいけど、聞けるわけない。だけど私の心はずっと知りたがってる。こんな疑問をぶつける日が、いつか来るんだろうか。想像すると怖い気もする。でも今は、聞かずに済むように、大きな波を起こさないように頑張らないと……。


 抱えた洗濯物を持って裏庭で洗い、お母さんのブラウスの染みも取り、全部干して洗濯を終えたら各部屋の掃除だ。居間へ戻るとすでに仕事へ出たお父さんの姿はない。机に残された朝食の片付けをしてから掃き掃除をする。そして雑巾で拭き掃除――気付くと時計の針は九時前を指してて、私は一段落したところで終わらせ、急いで家を出た。


 今度はあの人の朝食作り……でも、昨日の様子を見ると、今日も食べてくれないかもしれない。けれどそんなことは関係ない。食べようと食べまいと、世話係を任された私は作るしかない。商店通りで新鮮そうな食材を選んで買い込む。それらを眺めてると、さすがに空腹を感じた。毎日食べてた朝食を抜くと、やっぱりお腹が空くな……。


「ヨハンナだな。おはよう」


 罪人の家に着くと、その前にはまた新しい顔の門番が立ってた。私も笑顔で挨拶し、家の中へ入る。


「おはようございます……」


 昨日ほどじゃないけど、まだ少し緊張しながら姿を捜そうとした時だった。


「おはよう」


 台所のほうから急に現れたビクトールに、私は驚きそうになった自分を咄嗟に抑えた。


「……どうかしたか?」


「い、いえ……あ、今から朝食をつく――」


「朝食なら食べてしまった」


「え……? でも……」


「ほら、昨日、君が作り置いてくれただろ?」


 そう言うとビクトールは振り返り、台所の調理台を見やる。そこには私が昨晩、置いて帰った料理の皿が空になって残されてた。


「……食べてくれたんですか?」


「腹が減ってしまってね……君には大人げない態度を取ってしまったと反省している。君は君で、言われて私の世話をしてくれているのに、まるで当たるような言動をして……一晩休んで、そんな愚かな自分に気付いたよ」


 ビクトールは申し訳なさそうに苦笑いを浮かべた。そこには昨日のような暗さはない。


「食べないと拒んだところで、それが状況を良くするわけでもなく、意味のない抵抗だとわかったら、途端に空腹感を覚えてしまった。だから料理を美味しくいただかせてもらったよ」


「お、美味しかったですか? 味は、どうでした?」


「しっかり味が付いていてよかったよ。ああいう味は好きだ」


 私はホッとした。まさか食べてくれてたこともそうだけど、何より味を気に入ってくれたことに安堵した。食べられたものじゃないと拒絶されたら、なんて嫌なこともよぎったけど、このまま料理を作ってもいいみたいだ――そんなことを思って、ふと手元の食材を見て、私は気付いた。


「……それじゃあ、朝食、作る必要がなくなっちゃいましたね」


 せっかく新鮮なものを買ったのに使えないなんて、何だかもったいないけど、仕方ないか……。


「よければ作ってくれないか」


 これに私が思わず見ると、ビクトールは取り繕うように言う。


「いや、私は決して大食漢ではないんだ。ただ昨日は、ほぼ一日何も食べていなかったものだから、先ほどの料理だけでは少し物足りなく感じて……別に大量に作ることはない。普通の量で構わない。頼めるか?」


 確かに、昨晩の料理だけじゃ、空腹の男性だと食べ足りない量だったかもしれない。これが世話係として初めて頼まれる仕事だ……!


「わかりました。すぐに作ります」


 台所に入った私は食材を並べ、思い付いたままに作り始める。パンを軽く焼き、バターを塗り、そこに薄いベーコンを二枚載せる。野菜を切り、刻んだ木の実や豆を混ぜ、味付けする。最後に水を用意して食卓へ運ぶ……至って普通の朝食だけど、これも気に入ってくれるだろうか。


「……どうぞ。食べてください」


 目の前に置くと、ビクトールは吟味するように皿を眺める。


「いい香りのするパンだが、これは手づかみで食べたほうがいいか?」


「私はいつも、そうしてますけど……」


「そうか……ではそうしよう」


 慣れない手付きでパンをつかみ、口へ運ぼうとする。……我ながら、美味しそうに焼けたパンだ。香ばしい匂いもたまらない――


 その直後、ギュルルルル、と部屋中に響く音が鳴って、私は全身を石のように固まらせた。これを聞き逃すわけもないビクトールも、食べようとしてた手を止めて私を見た。


「……今のは……」


 君か? と聞いてくる水色の目に見られ、私は尚も固まり続けた。そしてじわじわと身体の奥から熱が込み上げてくる――空腹は自覚してたけど、よりによって何で人前でお腹が鳴るのよ! 恥ずかし過ぎて耐えられない……。


 するとビクトールは微笑みながら聞いてきた。


「もしかして、君も腹が減っているのか?」


「そ、そんなことは……」


「口より、その腹のほうが正直なようだが?」


 その通りで何も返せない……きっと私の顔は熟れたトマトよりも赤くなってるだろう。


「ご、ごめんなさい。こんな、はしたない音を聞かせてしまって……」


「謝ることはない。誰にも起こることだ。……朝食は食べなかったのか?」


「はい……いつもは食べてるんですけど、今日は……」


「食べていないのか。では、一緒に食べよう」


 私は驚いてビクトールを見つめた。その顔はニコニコしてる。


「じょ、冗談、ですよね……?」


「こんな意地悪な冗談など言うものか。私は先ほど食べているから、量は半分でもいい。もっと食べたいのなら――」


「これは、あなたのために作ったものです。私が食べるためじゃ……」


「私の料理ならば、それをどうしようと自由だろ? つまり分けるのも自由だ」


「でも……」


 罪人の料理を分けてもらって食べるなんて、役人が知ったら許すわけない。


「その気持ちだけで、私は――」


 断ろうとした時、今度はキュルルルと小さな音が鳴って、私は慌てて自分のお腹を押さえた。……お願いだから黙って。


「空腹だと訴えているようだ。さあ、遠慮せず座って」


 そう言うとビクトールは席を立ち、私の背中を押して椅子に座らせようとする。


「で、できません!」


「いいから。遠慮はいらない」


 肩をつかまれて、私は強引に椅子に座らされた。ど、どうしたらいいんだろう……。


 ビクトールは台所へ行くと、フォークと皿を手に戻って来て、そこに半分に分けたサラダとパンを載せていく。


「パンは上手く半分にできなかったな。大きいほうを君にあげよう」


「よ、よしてください。私は単なる世話係で、ここまでされる理由なんか――」


「昨日の大人げない態度のお詫びと受け取って、食べてくれ」


 ビクトールは元の席に戻り、水色の目で私に食べるよう促すと、自分もパンをつかんで食べ始めた。


「……うん、美味しい」


 モグモグと頬張るビクトール……こんなに食べてくれるのは嬉しいけど、どうしよう。分けられた料理を食べていいものか。許されないことだとわかってるけど、でも、ビクトールは食べるのを待ってるし、私もお腹が空いてるし……もし食べないと言って怒らせでもしたら、お母さんみたいに怖いかもしれない。今日だけ……今日だけなら……こんなことはもうしない。だから今日だけにしよう――いけないことをしてるようで、少しドキドキした気持ちで私はパンを取り、かじった。香ばしい風味とバターのなめらかさ、ベーコンの塩味が混ざって空腹が少しずつ満たされていく。自分が作ったものだけど、美味しい。


「こんなことを言うのは失礼だと思うが、君は食事をしていても、あまり美味しそうに食べないんだな」


 おもむろにそう言われて、私は食べる手を止めてビクトールを見た。


「気に障ったのなら申し訳ない。だが腹が減っていた割に、それを感じさせないというか、淡々と、義務的のような……食に対する喜びが希薄というか……」


 食事をしてる時の私って、感情のない、そんな顔に見えるんだろうか。


「これでも、美味しいと思って食べてるんですけど……」


 ビクトールは水を一口飲むと、何かに気付いたように言った。


「……君は、疲れていたりしないか?」


「え……?」


「見た感じ若そうだが、何歳だ?」


「……十七歳です」


「私にはそれよりも何歳か上に見える……女性にこんなことを言うのは失礼だな。すまない。だがそう見えるのは、表情に疲れを感じるからだ。伏し目がちで、笑顔も薄い。何かが心身の負担になっていないか?」


 余計なお世話です、と言いたかったけど、図星を指され過ぎて言い返せなかった。心身の負担……毎日独りで家事をこなし、家へ帰ればお母さんの機嫌をうかがいながら過ごす。言われたことには逆らわず、自分を殺し続ける。でもそれでいいんだ。私が頑張ってお父さんの望む家族でいられるなら、それでいい。だからこの世話係も頑張れる。


「最近、家の掃除をやり過ぎたせいだと思います。それで疲れたのかも……」


 自分の気持ちを隠すように、私はフォークでサラダをすくい、パクリと食べた。


「若さで動けても、休息はしっかり取ったほうがいい。疲労は溜めると、病に変わってしまうからね」


「私より、あなたのほうが――」


 そこまで口にして、私は止めた。


「……何だ?」


「な、何でも……あ、そろそろ仕事しないと」


 残ったものを一気に食べ終え、食器を片付けた私は、まずは洗濯をしようと移動する。


『私より、あなたのほうが疲れて大変そうだった』


 そう言いかけた時に頭によぎったのは、昨日のビクトールの暗く沈んだ顔。まるでこの世の終わりのような、希望も何もない生気を失った表情。華やかな本土から遠く離れた田舎の島に送られたんだから、あんな顔になるのもわかる。食事はいらないと言われて、もう一切何も口にしないような雰囲気だったけど、今日は打って変わって別人みたいな接し方だ。一晩寝て、一体どんな心境の変化があったかはわからない。でも顔に笑顔が現れて、心の暗さが少しでも晴れたんなら、それはそれでよかったと思える。昨日のまま、ほとんど口をきいてくれない状態が続いてたら、私まで参ってたかもしれないから。


 一人分の洗濯を手早く終え、部屋の掃除に取りかかったけど、まだそれほど埃や汚れは見られない。ビクトールが来て二日目だ。本格的な掃除はもう少し先でもいいだろう。私はほうきで軽く掃く程度にして、昼食の食材を買いに家を出た。この時間は、以前なら仕事の最中だったから、出歩く景色は何だか新鮮に感じる。軒先で休む人、抱っこした子供をあやす人、大声で話しながらどこかへ行く人。昼間の街並みはこんな感じなんだな――と眺めてた時だった。


 商店通りへ向かう手前の道で、見覚えのある姿を見つけて私は足を止めた。


「……お父さん?」


 中肉中背の短い茶色の髪……お父さんに間違いなかった。でも今は会社の事務所で仕事をしてるはずなのに。こんな時間、こんなところで見かけるなんて珍しい、と思ってると、その後を追うように一人の女性が現れて、お父さんに何やら話しかけた。それにお父さんは答え、肩に優しく触れると、互いに笑顔を交わして並んで歩き去って行った。あれは、誰だろう――小さくなって行く二つの背中を見つめながら、きっと会社の部下だと考えつつも、私の胸にはモヤモヤした感覚が残り続けた。

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