第9話 一進二退
少し先が見えてきた。とりあえず、短時間でも働こう!
職場の理解のお陰で、半日の勤務から始めて見ることにした。
久し振りの職場、少し緊張の面持ちで出勤する。懐かしささえ感じた皆の顔、暖かく迎えてくれて熱いものが込み上げてきた。やっぱり、私はここに居たいんだ!ここに、帰ってきたい!そう、強く思った。
忙いで昼に帰宅すると事態は変わっていた。一進一退どころか、一進二退していた。
また、先が見えなくなった。
私の行動は間違っていたのだろうか
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