暇する羊は狼と夢を見る~幸福探しのスローライフ~
氷白糖
英雄図鑑 ※グロもあるので閲覧注意
ここには本編に載らない設定を書いていきます。
◇◇◇
夏(ナツメの前世)
過去に異世界を救い英雄ナツと呼ばれた人物
種族:異世界の人間
好きなもの、嫌いなもの等は人物図鑑1のナツメ同様
基礎職業:格闘家
補助職業:狂戦士・治癒士・占術士
複合職業:気功士(格闘家+治癒士)
特殊職業:阿修羅(格闘家+狂戦士)
特殊能力・称号:強制精神安定化、聖母なる英雄
外見・性格
異世界召喚時は身長140cmで髪は黒色のショートヘア、目は半目で顔は美女とは言えないが不細工でもない普通の少女であった。
性格は天然で周囲から馬鹿にされて育ったが、本人は気にしないほどメンタルが強かった。
そのためか他者に冷たい部分もあり親しくない人には容赦がないことが多かったが、基本的にドが付くほど優しく少女の時から家事全般得意でもあった。
親友である美菜とは仲がとてもよく一緒にいるときはだいたいボケに回るが、頭の回転はものすごく早いのでボケは実際わざとやっているらしい。
本人曰く頭が賢いと知られてチヤホヤされたくないとのことだが、異世界の旅のあとは隠すことをしなくなった。
神様評価
魔素・瘴気の適性が異常で性格が歪だったら邪神候補の一人とされるほど『規格外』という言葉がぴったり当てはあるらしく、彼女を知るものはだいたい賞賛を込めて規格外と呼ぶようになった。
そして規格外でありながら善悪をはっきり分けつつ両方必要という思考に辿り着けるのは稀らしく、基本力が強ければ強いほど片方に偏るのだとか。そのため審判官の適性がものすごい高いらしいが本人には言っていないらしい。
過去
100年前に異世界に来てすぐに美菜を庇いカルドナ帝国の王に傷物にされ腕を切り落とされるなど痛めつけられたあと危険な瘴気の森に投げ捨てられた過去を持っており、瘴気の森の中でも命からがら生き延びた経歴を持っている。
瘴気の森の中の水や木の実はほぼ毒であったため、自身の血や小便などで水分補給していた。
そしてその過程でバカであることをやめた。
そういう経験もあってか人間恐怖症に陥っていたが、ナツメになる時にはほぼなくなっていた。
狼であるフィニーとは瘴気の森で知り合った後に互いを好きになっていたが、夏は自分が傷物であったため長い間本音で好意を伝えれずにいた。
最終的にはフィニーから告白を受けたとのこと。
異世界から帰る時には幸せになって戻ってくるという条件で帰ったのだが、規格外の魔素を置いてきたにも関わらず元の世界でも怪力の部分が少し残ってしまい苦労はしたが幸せに余生を過ごし、再び異世界へ行くことになった。
◇◇◇
美菜(ルルーの前世)
過去に異世界を救い英雄ナツと呼ばれた人物
種族:異世界の人間
好きなもの、嫌いなもの等は人物図鑑1のルルー同様
基礎職業:剣士
補助職業:魔術士・戦術士・薬士
複合職業:魔法剣士(剣士+魔術士)
特殊職業:聖剣士(剣士+戦術士)
特殊能力・称号:極毒耐性、不滅なる英雄
外見・性格
身長は145cmで髪は黒髪のロングヘアで、顔は整っており美人に近くお嬢様に見えるが、性格はその真逆でよく動いていたずらっ子の元気一杯な少年みたいな性格をしていた。その反面打たれ弱くすぐに落ち込んだりしていたが、努力家で何事も真摯に打ち込む長所を持っていた。
この時の美菜は料理が下手でよく焦がしていたらしい。
ある出来事で夏のことは誰よりも大好きになり依存気味になったりしていた。
神様評価
一言で言うなら勇者。
強力な毒耐性に潜在的なものを秘めていたが、夏が死ねば生きていけないと言う致命的な弱点もあった。逆に夏が生きていればほぼ無敵と化すのである意味では相性の良い二人だったらしい。
過去
100年前に召喚されたあと、すぐに夏とは離れ離れになっていた。
この時の美菜は夏も頑張ってると思いカルドナ帝国の兵士と一緒にくじけず鍛錬をしていたのだが、ある日兵士達の会話で夏の置かれた状況を耳にして一変した。
状況的に夏が人質に取られていると知り救おうとするものの王室までは強固な守りで救えないと思い時が来るまで待つことにしたのだが、夏を秘密裏に瘴気の森に投げ捨てたという情報が手に入ったのですぐにカルドナ帝国から瘴気の森へ脱走した。
そして見つけた時には悲惨な姿をしており、自分のことをもっと早く助けれたと責め立てたのだが夏が歪な笑顔を作り『守りきれた』と言われ、この時改めて夏を守ろうと思い瘴気の森の奥深くへ彼女を背負い歩を進めた。
夏の骨折が治るまで襲ってくる魔物を狩り続けたのは彼女であった。
フィニーたちと出会ったあと、フィニーと夏を見て任せられると思い密かに恋路を応援していた。
ちなみにフェイルのことが好きだったのだが最後まで告白できずにいた。
元の世界に戻った後は戻るときに体内の魔素を使ったため夏ほど変化はなかったが動体視力が尋常でなくなってたため、喧嘩で負けることがなくなった。
その後は未婚で生涯を終え転生した。
◇◇◇
フィニー(聖獣時)
神獣に至る獣。
種族:ウルフ(動物と魔物の中間)
好きなもの:夏、夏の手料理
嫌いなもの:危害を加えてくるもの
基本職業:魔術士
補助職業:天測士
特殊職業:天雷士(魔術士+天測士)
特殊能力・称号:超六感、聖獣
外見・性格
体長二メートルで銀色に輝く毛が特徴な聖獣の狼。
性格は嘘はつけず温厚で物事をしっかり見ておりダメなときはダメと判断するしっかり者である。しかし夏には弱く甘えられるとすごく尻尾を振る。
常に夏に抱き着かれられてもよいように手入れはしっかりしていたらしい。
神様評価
嘘はつけず紳士的だけどデリカシーがないためよく人を怒らせていた。
素直というのはとても評価ができ聖獣になるための条件もしっかり整っていたということ。しかし、気になるのは夏は薬か何かなのか神様もわからないのであった。
過去
瘴気の森で夏と出会い旅を共にしていたら夏のあらゆる部分に惚れたが、夏の体から別の男の匂いがしたため半ば恋愛を諦めていた。
しかし、そのことについて美菜から聞くとカルドナ帝国の王に大激怒し、カルドナ帝国滞在中に城を半壊させるほどに大暴れする。
だがこの時王には逃げられてしまい殺すことを諦めていた。
夏や美菜と別れ数年後。
神狼になった時に再びカルドナ帝国の王が異世界から勇者を召喚しようとして神罰の対象となったため、カルドナ帝国の民だけを非難させ王もろとも城を全壊させた。
ちなみに王は跡形も残らなかったらしい。
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