きみに紡ぐ刻の車輪

【きみに紡ぐ刻の車輪】

依頼主:困った女性商人 場所:エルレイン西の魔動機群

目標:魔動機と冒険者の回収 報酬:10000G

知り合いの商人が冒険者を雇って魔動機群の調査に行ったんだけど、全員と連絡が取れなくなったんだと。このままじゃ大赤字だーって爺さんに泣きついてきたらしくてさ、私になんとかしろって言うんだ。困っちゃうよね。

▶がっぽり調査!そしていいとこで逃げろ!


受注後、依頼者の元へ向かうと見慣れた顔が座っていた。

「お、君達かい? そういや向こうでも会ったね、助かるよー。有名な腕利きの冒険者が全員行方不明になったって言われたら普通しり込むよなぁ、誰も受けてくれないと思ってたわ。怖いけど、私も行くからさ、ひとつよろしくな。」

トトロが仲間に加わった。不穏な事を口にしていたが、無理をしなければきっと大丈夫だろう。

「爺さんの友達の商人がさ、魔動機文明時代の未発掘の遺跡を見つけたってはしゃいでたんだけど、2週間たっても連絡来ないーって泣きついてきちゃったらしくて。そんで爺さん、私に冒険者の無事の確認と遺跡の魔動機の調査をお願いしてきたんだよ。商人曰く冒険者に前金支払ってたらしくてさ、そりゃ逃げられたら大赤字だよな、バカだよなー。」


という事で、準備を整えたら列車に乗って出発です。列車賃は勿論トトロが負担してくれます。エルレイン道中は悪路が続くエリアなので、移動方法は用意した方が良さそうですね。1人は特製カルキノスに乗れるそうなので、あと3人分です。参考までに魔動バイクはレンタル1回300ガメル、何故かデータがあるヤギちゃんはレンタル500ガメルです。カルキノスは残念ながら戦闘用ではないので、ライダーさんが乗っても変化はありません。ご自由にどうぞ。

また、トトロさんは吸精に抵抗のない方なので、お願いすればいつでも応じてくれます。ただし2日に1回程度、精神持ってかれるのでね、やりすぎには注意してください。依頼中は必要経費という事で無料でできます。



◆列車内・トトロと会話

「泣きついてきた商人曰く、雇った冒険者は凄腕ばっかだったっていうんだよね。めっちゃ強いけど、金さえ払えばなんでもしてくれる人を集めたとか。それで何かあったから助けてって言われてもねぇ。私はカニちゃんで飛んで逃げれるからさ、まぁ確かに適任かもしれないけど。君達も、何かあったらまず逃げる事を優先してくれよ。私ゃ助けられないかんな。」

身を案じてくれているようだ。やばいと思ったら逃げるのが得策だろう。GMは責任持たないぞ。



◆スクランブル=フランク着

「うっし、いくぞー! なんか、寄っときたいところとかあるか?」

▷ドーテムのところに寄る

ドーテムの家には張り紙が貼られていた。「エルレインに行きます。今度はちゃんと準備したから大丈夫。」どうやら彼は再度エルレインへ向かっていったようだ。



◆道中・橋の手前

(アビスブレイカー発売によってクエスト順が崩れたためララティナ関連イベント発生、ここでは省略)



◆魔動機群手前・戦闘音

「目標地は…あっちだあっち。ん?なんか、地鳴りがしないか?」

トトロが指さす方向には、まだ遠いものの巨大な何かが粉塵をあげているのが見えた。望遠鏡で覗けば何かわかるかもしれない。

あれは…コロッサスだ。誰がどう見ても分かる有名な超巨大魔動機だが、上半身しか見えない。両腕を用いて移動しているため地面に埋まっているわけではないようだ。おそらく下半身は失ったのだろう。そしてあんなものと戦っているのであれば、相手も相当の強者のはずだ。そちらは高速で移動しているのか、残念ながら近づかないと様子はうかがえないようだ。

「…どうする? もし戦闘相手が商人の雇った冒険者ってなら、一応無事だったことにはなるよね。確認しに行ってもいいし、迂回してけば戦闘に巻き込まれずに魔動機群には辿り着けそうだけど。」

選択肢は3つ。まっすぐ進むか、迂回していくか、帰るか。お好きに、お選びください。


▷まっすぐ進む

「そだな、戦闘ギリギリ巻き込まれないとこまで行って、誰が戦ってるか見てみよう。蛮族だったら放っておきゃいいしな。」

トトロも賛成のようで、逃げ道を確保しつつ少しずつ前進する事にした。


▷迂回する

「お、なるほど?とりあえず先に見てみる感じか、オッケー。」

トトロも了解してくれた。戦闘エリアに近づかないよう、大きく迂回してみる君達。

だが、先のコロッサスが見えなくなる前に別のコロッサスが見えてきてしまった。しかもこちらは、全身が揃っている。

「ぐえー、あんなん絶対危ないじゃーん。一旦、さっきの戦闘の様子見に行こうぜ。探してる冒険者かもしれないし。」

トトロは先の戦闘の確認をしたいようだ。様子を見に行ってみよう。


▷逃げる

「えー!ちょっと、頼むよ、せめて冒険者かどうかの確認だけ一緒にしてくれよー!」

トトロは戦闘の確認をしたいようだ。様子を見に行ってみよう。


▶以下共通

粉塵を気にしつつ、ゆっくりと前に進む。よく見ると周囲に複数のコロッサスの部品が散乱しており、コロッサスがあの個体だけではなかった事が理解できる。肉眼でもはっきりとコロッサスが見えるくらいに近付いていくと、ようやく対戦相手がくっきりと見えてきた。

「ありゃ…機動外骨格か!?なんかすげー改造してる!使われてるの初めて見たなー!!すげー!!!誰が操縦してるんだ?」

魔動機好きのトトロのテンションは非常に高まっている。見ると、眼帯をした女性が"壁に付いた蜘蛛"のような八本腕の魔動機を背負い、槍で巨大な手の攻撃を捌きつつ両腕の砲台から魔動砲を発射しコロッサスを攻撃している。速すぎて見にくいが女性は足が地に着いておらず、魔動機を背負うというより魔動機によって移動していると言える。君達に気付いたのか、女性はふわりと宙を舞った後、戦闘を中断してこちらの方へ向かってきた。それに対してコロッサスは追撃してこない。何かを守っているのだろうか。

「あなた達、これ以上近づくと危ないわ。止めやしないけど、命の保証はしないわよ?」

機動外骨格によって覆われているが、人間の女性に見える。身につけた装飾品は戦闘に有用かつ高価な物が多く、腰につけたミリッツァの聖印からプリーストの冒険者と予測できた。雇われた冒険者だろうか。聞いてもいいし、逃げてもいい。

(以下、プリーストに話しかけられた場合)君の質問はにこやかな笑顔で返された。

(先に名前を聞いた場合)「あら、あなた達こそ、何をしに来たのかしら?良く分からない人には教えられないわ。」

(誰も質問しない場合orPLが名乗った際、最後にトトロから)「なぁ、あんた商人に雇われた冒険者か?音信不通だって調査を頼まれちゃってさ。そうだったら嬉しいんだけど。」

「あら、ええ、そうよ。残念ながら他の冒険者はどこかに行ってしまったわ。私が戦ってる合間に、奥の金品だけ奪取して。まったく、冒険者の風上にも置けないわよね。…ふう、折角だし、少し休憩。確かに、何も連絡を入れなかったのは失敗ね。そういえばあの商人、心配性な顔をしていたわ。」

女性は機動外骨格を上半身だけ解除し、四本足が机のような変形を見せた外骨格で優雅に紅茶の用意をし始めた。先程まで、遠目から見ても激戦と分かる戦いを繰り広げていたが、呼吸も荒れておらず、かなり余裕がありそうだ。

「それで、あなた達はわざわざここに確認しに来てくれたのね。私のミスでごめんなさい。折角だし、あなた達もあの財宝、持ってったらどう?」

女性が首をくい、とやる。コロッサスの後ろを指したようだが、巨体が邪魔してその全貌を確認することは出来ない。なにがあるのだろうか。

(誰も質問しない場合トトロから)「財宝があんのか、見えないけどどんなのがあるんだ?てかお姉さん、何者?」

(財宝について)「魔動機文明の遺産らしいわ。エルレインに行けば買えそうな気もするけど、放置されてるなら誰が持って行っても文句は言われないでしょうね。それで他の冒険者は消えたんでしょうけど。はぁ、金で雇われた人達は嫌いだわ。裏切り者には、後で制裁をしなくてはね。」

(名前について)「…あら、ごめんなさい。私はクラド。クラド・ユージュよ。ふふ、名乗るのなんて久しぶりだわ。あなた達、この辺の出身じゃないのね。」

その名を聞いて、トトロが少し思案します。冒険者の皆さんは勿論知らないですよね、この絵を見た事も名前を聞いたことも無いはずです。うんうん。

「ん…んー? あ、思い出した!"不落の乙女"クラド=ルージュ!エルレインに行く時よく名前が出てたよ!ハイペリオンの冒険者じゃないか!」

トトロはすっきりした顔で、そしてなにか凄いものをみる顔でクラドの事を眺めている。その動作は若干失礼なもののクラドも慣れているのかニコニコと営業スマイルをかましていた。そのうち、置いてけぼりの君達に気付いたトトロが解説を入れてくる。

「"不落の乙女"クラド=ルージュ。手にした戦旗は勇気の印。鉄壁の防御力と回復力を持つ不落の城塞。放つ魔法は神の天罰と言われるほどの強烈な魔力の持ち主で、悪に対し徹底的に裁きを下し、血の雨を降らせる事からルージュの名で呼ばれるようになった、らしいぞ!私も聞き伝てだけどな!」

他人の話を誇らしげに話すトトロ。クラドは少しだけ苦笑いになっている。

「ふふ、この年で、乙女、はちょっとね。伝聞ってのは、自分じゃどうにもならないものだわ。」


なんにせよ、探していた冒険者の一人のようだ。一先ずトトロの目的の一つは果たせたと言っていいだろう。クラドは今までの経緯を軽く説明する。

「私の受けた依頼は"貴重な魔動機のサンプル回収"と"永続的な収集環境を確保する"事。でも、奥に遺跡でもあるのか、倒してもすぐに次のコロッサスが湧き出てくるのよ。あれで4体目なのよね、もう出てこないと良いんだけど。」

クラドはまた外骨格を戦闘形態に戻し、戦いの継続を図ろうとしている。戦闘については彼女一人で十分、というより、君達が手を出したら足手まといにしかならないだろうと予想できる。そんな中、トトロは商人魂がうずいてしまったのか、こんな提案を持ちかけてきた。

「なぁ、折角だしさ、クラドさんがコロッサス引き付けてる間に、奥の遺跡、調査しようぜ。なんかの仕組みでコロッサス無限湧きなんてなったら流石にクラドさんもきついだろうしさ、な?」

トトロの目は半分程度ガメルになっているようだが、確かにこの調子ではクラドの帰還にめどが立たない、つまり君達の依頼も完全達成とは言えないだろう。調査をしにいくしかないようだ。

「助かるわ。私、遺跡とかの探索はさっぱりなのよ。新たに出てきたら困るだろうし、あなた達が探索している間はあのコロッサス、ギリギリ倒さずにしてくわね。自爆されても困るし、顔だけ残しておこうかしら。」

クラドも賛成の意思を示した。準備を整えて、まずはバイクで疾走しよう。

「じゃ、もしあなた達が危ないと思ったら、魔動機…は持ってなさそうだし、狼煙か何かで知らせてね。あれ倒して速攻で助けに行くわ。それから、調査を終えて帰るとなった時もここに戻ってきてほしいわ。危ない魔動機を放置するわけにいかないし、ある程度は破壊していくから。よろしくね。」

クラドが戦闘態勢に入る。君達も合図に合わせて、魔動バイク(とヤギ)を駆け行動を開始した。



◆魔動機群・魔動機文明遺跡① 入口

クラドの戦闘を遠く横目に見ながら、君達はコロッサスの奥にある魔動機群へと進む。近付くとほどなくして魔動機の破片があちこちに散らばり始め、あっという間に大量の魔動機が遺棄された空間が広がってきた。そしてその中央には魔動機が折り重なり大きな洞窟が出来ている。コロッサスが中から出てきただけあり巨大な空間となっており、ぱっと見ただけでも、見えないほど奥まで続いている。これは確かに、調査のし甲斐がありそうだ。

「洞窟じゃん!狼煙、使えないなぁ。危なくなったら、ちゃんと逃げような。」

トトロとあらためて意思確認をした後、君達は魔動機の中へ入っていった。


「おおー、ここは警備兵の残骸が多いな。やっぱり、入口を守ってたとかなのかな。」

表面層なのか、周囲は大量の戦闘型魔動機が積まれている。トトロが分析しているが、お構いなく探索してしまおう。

魔動機群の探索:例外的にセージ見識判定OK

~12:謎の球体だ。同じようなものを持っている気がする。少し黄色に光っている。

~15:トレジャードロップ表1ポイントを1回

~17:トレジャードロップ表2ポイントを1回

18~:トレジャードロップ表3ポイントを1回

楽しそうなものがざくざく出てきた。遺跡は奥へと続いているようだ。今のところ危険はない様だが…

▷進む

「うっしゃ!次いこーぜ!」

トトロもやる気満々だ。先へ進んでみよう。

▷帰る

「えー、まだ何も分かってないじゃないか。もう少し前進んでみようぜ。」

トトロはやる気満々だ。帰還してもいいが、遺跡は商人に牛耳られるため自由な調査は二度と行えないだろう。それでも良ければ帰還しよう。

※光源の確保を伝える

{追記}1ゾロだすなあぁあぁぁぁぁぁぁ!!!



◆魔動機群・魔動機文明遺跡② 守衛所

少し先へと進む。警備兵の残骸が続いているが、所々運搬用の魔動機や資材、そして人であろう骸骨も散見され出した。人骨はどれも非常に古いものであり、少し不気味である。天井は魔動機から普通の土になってきており、洞窟みが増していた。

「うーん、ここ、元々は都市だったのかな。やっぱり、大破局で壊滅したって感じか。蛮族の起こした天変地異で地下に沈められたとかかなぁ、エルレインにある歴史書読んでくりゃ良かったなー。」

トトロが悔しがっているが、君達は気にせず探索してしまおう。

▷歴史書について聞いた

「ん? ああ、市民権を得ると資料館に入れるんだぜ。私は名誉市民、まぁ半分だけ市民って感じ。結構苦労したんだぜ、色々信用得るためにさ。色んな誓約つくから、君達みたいな冒険者はやめといた方がいいよ。なんかあったら、私を頼ってくれ。」

皆さんは信用を得るという行動が苦手ですからね、トトロに任せた方が良いでしょう。ええ。どうしてだろうな。この子の仕事がどんどん増えていく…元はおっさんだったのに…

魔動機群②の探索:同上

~12:召異魔法で使えそうな供物だ。だが流石に売るのはためらわれる。(何もなし)

~15:カルキノスの残骸を見つけた。トトロに教えてあげよう。

   「おお!これ、カニちゃんに使えそうだ!ありがと!!」

~17:トレジャードロップ表2ポイントを1回

18~:トレジャードロップ表3ポイントを1回

まだまだ遺跡は奥へと続いているようだ。とりあえず危険はない様だが…

▷進む

「うっしゃ!次いこーぜ!」

トトロもやる気満々だ。先へ進んでみよう。

▷帰る

「えー、まだ何も分かってないじゃないか。もう少し前進んでみようぜ。」

トトロはやる気満々だ。帰還してもいいが、遺跡は商人に牛耳られるため自由な調査は二度と行えないだろう。それでも良ければ帰還しよう。

{追記}1ゾロ!!!だすなあぁあぁぁぁぁぁぁ!!!



◆魔動機群・魔動機文明遺跡③ 市街

魔動機群の奥へ進む。風景は変わらずだが、奥側だからなのか魔動機の内部パーツなどが散見され出した。トトロのテンションは最高潮に達している。

「うっひょー!!こりゃ魔動機文明中期に流行ったコアパーツだ!この頃は汎用性が最も求められててさ、今でも使いやすい物が多いんだよね~」

求めていないのに説明しだすのはオタクの悪い癖だ。さて、何かいい物が出てくるだろうか。

魔動機群③の探索:同上

~12:これは…人の死体だ!死して7日目と言ったところだろうか…

~15:トレジャードロップ表3ポイントを1回

~17:トレジャードロップ表4ポイントを1回

18~:美しい状態の魔動機のコアを見つけた。スミロス辺りが喜びそうだ。

男性の死体を見つけてしまった。身なりをみるに冒険者だろうか。先ほどクラドは「いなくなった」と言っていたが、もしかして依頼で捜索中の冒険者だろうか。

「…君達じゃ、蘇生は出来ないよな。クラドさんなら当てもありそうだけど…あの人『裏切り者には制裁を』とか言ってたよな。件の冒険者だったら蘇生してくれなそうだよな。」

トトロはこう言っています。蘇生の為に連れ帰るか、身なりを剥ぎ取って放置するかは君達の自由です。連れ帰る場合は背負った人の全行為判定が-2されます。一旦ここに置いておいて、帰る時に余裕があれば回収するのも可能です。また身なりを剥ぎ取る場合はトレジャードロップ表4ポイントを2回振れます。


まだまだ遺跡は奥へと続いているようだ。死体がある点は不安要素だが…

▷進む

「うっしゃ!次いこーぜ!」

トトロもやる気満々だ。先へ進んでみよう。

▷帰る

「えー、まだ何も分かってないじゃないか。もう少し前進んでみようぜ。」

トトロはやる気満々だ。帰還してもいいが、コロッサスの製造工場を見つけていないのでまた潜る事になるかもしれない。それでも良ければ帰還しよう。



◆魔動機群・魔動機文明遺跡④ 避難所

魔動機群の奥へ進む。魔動機や人骨だけでなく、建物であろう石の壁が散見し始め、骨の形状も獣のような人以外のものが増えてきた。激しい戦闘があったのだろうと伺える。

「うわー、こりゃもろ戦争跡地って感じだな、アンデッド気を付けないと。私は探索やめとこうかな。」

トトロはいつでも逃げれる態勢を整えた。探索技術がないなら、この場所の探索は辞めた方がいいかもしれない。

魔動機群④の探索:スカウト探索判定のみ

~12:アンデッドを掘り当ててしまった!戦闘だ!vsスケルトンガーディアン

~15:トレジャードロップ表4ポイントを1回

~17:トレジャードロップ表6ポイントを1回

18~:上2個のうち出てない方orトレジャードロップ表10ポイントを1回

「こ、怖くなってきたな。君達がいるから私は安心だけどさ、もうちょっと進んだら帰ろうぜ。」

トトロがビビり始めた。遺跡はもう少し奥へと続いているようだ。

▷進む

「うっしゃ!次いこーぜ!」

トトロも気合をいれたようだ。先へ進んでみよう。

▷帰る

「えー、まだ何も分かってないじゃないか。もう少し前進んでみようぜ。」

トトロはやる気満々だ。帰還してもいいが、コロッサスの製造工場を見つけていないのでまた潜る事になるかもしれない。それでも良ければ帰還しよう。



◆魔動機群・魔動機文明遺跡⑤ 神殿

魔動機群の奥へ進む。横に脇道がある。神殿のようで、周囲に死体などは見当たらない。トトロもビビらず探索し始めた。

「ここはなんか大丈夫な気がする!うひょー貴重品いっぱいだ!」

魔動機群⑤の探索:同上

~12:上の道具の内見つけてないもの1つ

~15:トレジャードロップ表6ポイントを1回or上の道具の内見つけてないもの1つ

~17:トレジャードロップ表8ポイントを1回or上の道具の内見つけてないもの1つ

18~:トレジャードロップ表10ポイントを1回

神殿は奥がないので、来た道を戻ろう。一先ず敵などはいないようだが…

▷進む

「うっしゃ!次いこーぜ!」

トトロも気合をいれたようだ。先へ進んでみよう。

▷帰る

「えー、まだ何も分かってないじゃないか。もう少し前進んでみようぜ。」

トトロはやる気満々だ。帰還してもいいが、コロッサスの製造工場を見つけていないのでまた潜る事になるかもしれない。それでも良ければ帰還しよう。



◆魔動機群・魔動機文明遺跡⑥ 工場

神殿の近くには巨大な工場のような跡地があった。足元には巨大な足跡が沢山出来ている。

「ここがコロッサスの精製場所だ!魔動機止めないと、一生出てきちゃうもんな。財宝に目が眩んだけど、私らそのために来たんだし、慎重に行こうぜ。」

敵性存在がいないか丁寧に確認しつつ前に進む君達。特に問題はなさそうで、奥にある大きな部屋へと辿り着いた。

奥地には天井を突き抜けるサイズの巨大な魔動機が動いていた。ピコピコと灯りを点滅させながら蒸気を噴き出している。周囲には多くの獣骨が散乱しており、ここが戦いの震源地であった事が予想できた。

「動いてるな、これ。…大きさ的にも、絶対コロッサスに関係してるよな。誰か、魔動機術詳しい奴いるなら調べてよ!いないなら私が調べちゃうぞ!?」

魔動機術をお持ちの方がいれば操作可能です。傭兵も可能ですがいないですね。

▷傭兵がいない

「んじゃ、私が見るからさ、なんかあったら助けてくれよな。…頼むぞ!?」

トトロは己の中の探求心と恐怖心が交錯してハイになっているようだ。とかく、見守ってあげよう。

▷調査しないという選択肢

「えー!…まあいいや。そのまま、帰るんだな?」

帰還してもいいが、コロッサスの製造工場を止めていないのでまた潜る事になるかもしれない。それでも良ければ帰還しよう。

→停止しなかったためコロッサス出現、逃走フェイズへ


▶傭兵がいる・トトロに任せた

魔動機の状況を確認し、慎重に操作し始めた。魔動機の仕組み自体は基本的な魔動機と大差ないようで、順調に動作を確認してきている。試行錯誤しながら、とりあえず停止装置を探しているようだ。

「すげーなー、めちゃくちゃ沢山の魔動機使われてて豪華だ。この都市も大破局前は魔動機で溢れてたんだろうな。…なぁ、昔はみんな、エルレインみたいな都市ばっかだったのかな。あそこも結構、技術自体は失われたものも多いらしいけどな。」

ガチャガチャと触りながらトトロが話しかけてきた。興味津々にいじっているがあくまで商人であり専門家ではないので、底知れぬ不安もあるのだろう。

「デカいので言えば、守りの剣の製造方法は失っちゃったらしい。あれ無限に作れたら魔動機時代再来だったのにな、惜しいよなぁ。でも部分的には残ってるみたいで、昔からたまに研究者が歴史書を読みに来てたらしいぞ。頑張ってほしいもんだよな。」

守りの剣はエルレインでも無限製造できないようだ。

ちなみにですが、トトロさんはセイルの魔剣の事は詳しくは知りません。ちかくの森で"期限付きの守りの剣"が見つかった、とだけです。セイルがいないと発動しない、と知ってるのは基本的にあの場にいた人達、アクシズ、スミロス、ワークマン、村長と、ドライヴマスターアリナさん、ギルド本部のセレンとフェルトー、イスロード、及びその上司(登場予定今のとこなし、セレンの上司となると本部の最上級クラス)だけですので、魔剣について話すかどうかはご自由にご選択ください。

さて、順調に理解を進めていったトトロ(傭兵)さんから君達に質問があるようだ。

「んー、既に1体はコロッサス出来ちゃってるっぽいな。格納庫がどっかにあるんかな、電源落とせば出て来れなくはなると思うんだけど。一つ一つの魔動機の動きは分かるんだけどさ、これが何をしてんのか分かんないんだよね。なにか分かる?」

トトロ(傭兵)が見せたのは魔動機についている水晶版だ。星形に数字が並んでいるが、上以外の数字は0だ。なんの数字だろうか。

「どうも、この数字と中が連動してるみたいなんだよな。ボタン押したら全部0にできるっぽいけど、どうする?放っておいてもいいぞ。」


▷押してと頼んだ。

「オッケー!んじゃ、ポチッとな。……ん?うわ、うわわわわ…」

ボタンを押したらすぐに魔動機は動きを変え、蒸気をあげて稼働し始める。それと同時に、工場の外からゴゴゴゴゴ、と何かが引きあがる音が聞こえてきた。慌てて外に出る君達。工場横に超巨大な大穴が開いたと思うと、中にはきらりと光る両目と光沢あるボディが輝き始めた。

「ややや、ヤバイ!コロッサス動いちゃった!今すぐ逃げるぞー!!」

(コロッサスの残HPの表示。ボタンを押したため外でクラドと戦っているコロッサスが爆発し、新たなコロッサスが出撃した。一応のヒントはクラドの言った『顔だけ残しておこうかしら』 でもヒントなさ過ぎて多分分からない。)

→逃走フェイズへ(至近距離から)


▷放っておこうと頼んだ

「お、オッケー!慎重さも大事だよな。さて、もう一つ、これは…」

トトロが工具を用いて蓋のようなものを開けると、中にはオレンジ色に盛る炎が容器に入り繋がれていた。自然の炎には見えない奇妙な色や揺らぎをしている。

「んんー?これが、動力源かな。容器の中で消えない炎…どうなってんだ?」

トトロは不思議がりながらも、カポッ、と容器を取り出した。すると光り輝いていた魔動機が一斉に色を失い、沈黙してしまった。

「間違いない、これが動力だ。すんごいパワーなんだろうけど、私には売り道、、、じゃない、使い道が分かんないから、心当たりがあるなら、君達にあげるよ。」

容器の中の炎は尚も力強く燃えている。炎を欲しがっていた人はいたような気がするが、その用途とはちょっと違うような気もする。持っていくかどうかは君達次第。

「よーし、危機も去ったし、ここも探索だ♪ 何が出るかなーっと。」

トトロは安心したのか意気揚々と探索し始めた。君達も調査をしてみよう。

魔動機群⑥の探索:セージ見識判定OK

~12:研究対象だったのか、石碑の破片が置かれているのを見つけた。魔法文明語でなにか書かれている。

~15:トレジャードロップ表6ポイントを1回

~17:トレジャードロップ表8ポイントを1回

18~:トレジャードロップ表10ポイントを1回

石碑はかなり古い物だが、丁寧に補完されていたのかあまり傷がついていない。魔法文明語で書かれた内容は以下の通りだ。

石碑

"実験体達の成果はあまり芳しくない。永遠の命どころか、これでは金のかかる使い捨ての兵器だ。猊下に見捨てられる前に、なんとかせねばなるまい。"

「魔動機文明時代に研究されてたって事なら、魔法文明時代のものなんだろうな。この辺で拾ったのか、別の場所から持ってきたのか、分かんないけどこの工場とは関係なさそうだな。」

ただの資料のようだ。頭に留めておこう。


「まだ先、あるぞ! どうする?どうする?」

工場を出た君達。まだ道は続いているようだ。一先ず、ここでやるべき事は終わったようだが…

▷進む

「うっしゃ!次いこーぜ!」

トトロも気合をいれたようだ。先へ進んでみよう。

▷帰る

「えー、、、ま、君達の判断なら従うさ。でも、多分もう来れないぞ?いいのか?」

帰還してもいいが、この後この遺跡は商人に牛耳られるため自由な調査は二度と行えないだろう。それでも良ければ帰還しよう。



◆魔動機群・魔動機文明遺跡⑦ 王城前

奥へ進む。周辺は魔動機の残骸が少なくなってきており、ほとんど洞窟のような感覚だ。とは言え手つかずの遺跡だ、貴重品と呼べそうなものも転がっている気がする。

「さーって、何が出るかな、何が出るかな。」

トトロはサクサク捜索している。君達もとりあえず流れに乗ろう。

魔動機群⑦の探索:同上

~12:トレジャードロップ表6ポイントを1回

~15:トレジャードロップ表8ポイントを1回

~17:トレジャードロップ表10ポイントを1回

18~:トレジャードロップ表12ポイントを1回


「まだ先、あるぞ! どうする?どうする?」

まだまだ遺跡は奥へと続いているようだ。いつも通りトトロが君達の方を向く。進むか、戻るか決めてほしい様だ。

と、レントくんは突然力が湧いてくるのを感じた。この感覚は頭の飾りだ。ヘアピンが反応しているようだ。どうしようか。


▷進む

「うっしゃ!次いこーぜ!」

トトロも気合をいれたようだ。先へ進んでみよう。

▷帰る

「えー、、、ま、君達の判断なら従うさ。でも、多分もう来れないぞ?いいのか?」

帰還してもいいが、この後この遺跡は商人に牛耳られるため自由な調査は二度と行えないだろう。それでも良ければ帰還しよう。



◆魔動機群・魔動機文明遺跡⑧ 王城入口

王城近辺は先ほどまでの獣の骨や破片、魔動機の残骸など散らかっていた物が一切なく、朽ちた城壁のみが佇む異様な雰囲気を感じる。明らかに危ない雰囲気だ、撤退した方がいいかもしれない。

(もしこの後も進んでいき10回目の探索をしてしまった場合、とても恐ろしいものを目撃するが…賢明なPLならきっと、しないだろう。うん。)



◆帰還 ※工場を過ぎたあたりで発生

ドカン!!と何かが崩れる激しい音がした。恐ろしい悪寒がする。

音のした方向を見ると、工場の横に巨大な空間が出来ており、中ではきらりと光る両目と光沢あるボディが輝き始めた。何が原因かは分からないが、どうやらコロッサスが動いてしまったらしい。

「!!おおお、おい!! やばいんじゃないか!?」

トトロはカルキノスに乗って大急ぎで撤退準備をし始めた。逃げる準備をしてもいいが、コロッサスが動くかは未確定であり、まだチラホラと探索出来そうな場所は残っている。どうするかは君達次第。

▷探索を続ける選択(一部探索の場合誰が探索を続けるか選択)

君達が油断して探索を続けようとした瞬間、地響きと共にコロッサスが動き始めた。これはまずい、逃げ切れないかもしれない。トトロは既にだいぶ前方に逃げている。

→逃走フェイズへ(トトロ以外至近距離から)

▷逃げる選択(誰がトトロのカルキノスに乗るか選択)

「よっし、いいもん堀ったし、逃げるぞー!!!!」

トトロの掛け声と共に君達もバイクで出発した。と同時に、地響きと共にコロッサスが動き始めた。探索を続けていたら、危なかったかもしれない。

→逃走フェイズへ(ある程度の距離から)



◆逃走フェイズ

「うっひょー!逃げろ逃げろー!!」

コロッサスは目覚めるや否や君達を攻撃対象として襲ってきた。叶う相手ではない。全力で逃げよう。


戦闘解説

コロッサスポーンは移動力40、一方魔動バイクは洞窟の悪路を走行する為全力移動不可で30です。トトロの特製カルキノスのみ、浮遊しているため全力出せば60まで速度が出ます。グレートゴートは25なんですが四捨五入で30扱いにしてあげます。

(※部品を見つけている場合)見つけた部品によってカルキノスに側車が付いてるので、同乗者は主動作等不自由なく行動できそうです。またどちらかにライダー技能があれば補助動作で1R1回カルキノスとバイクを乗り換えできます。つまりエドワードさんを経由すれば誰でもカルキノスに移動可能です。


で、大事な点。今回の移動は1マス10で計算するぜ!ゴールは勿論0!ちなみにテストプレイ全くしてないのでどうなるかも全く分からんぜ!!射程管理頑張れ!!

作った時の想定はプリーストがカルキノス乗って適宜回復をばら撒く想定だったよ、でもこのパーティそれ駄目そうだからね、頑張ってね。

ちなみにコロッサスと戦闘になってしまった場合も乱戦エリアは発生しません。準備の必要なく逃げれます。コロッサスとの戦闘はね。


3、6ターン目開始時:

ごろん。前方の魔動機が動いている。非常に邪魔だ、何とかしなければ。


4ターン目開始時:

「急にコロッサスの頭が爆発したから何かと思ったら、新しいのが湧いちゃったのね。凄い地響きだわ、あの子達、大丈夫かしら。」

クラドが入口に到着しました。コロッサスが攻撃目標を君達に設定しているためクラドさんでも止める事は難しそうですが、前線に立てれば"不落の乙女"がミリッツァの特殊神聖を活かしてある程度の攻撃を受けてくれそうです。ここまでは予定通り。あとは適宜テコ入れじゃ。


※クラド接敵時orピンチの味方がいる時

「全く、金額に合わない仕事だわ。"スケープ・ゴート"」

1R,君達が受けた全ての攻撃をクラドさんが担ってくれます。


※クラド苦戦時

「チッ、狭い上に守りながらじゃきついわね。"…ル………ト・……イン…"」

何を言ったのかは聞き取れなかったが、クラドの全身に赤い魔法がかかり、全身を纏っていくのが見える。"ルージュ"の異名を思い出す姿だが、君達には今そんなことを気にしている余裕などない。急げ。


(死体を運んでいる場合、死体を途中で拾う場合)

死体を拾う、他の人に映すは行う方の主動作です。受け取る側は補助動作ができる状態なら問題なく受け取れます。またクラドさんも持てますが機動外骨格に搭乗機能は無く、戦闘力がガタ落ちしますのでご注意ください。


0地点に到達

「ヨッシャー!外だー!あとは離れれば追ってこないはず…!」

トトロと共に全力で離れていく。クラドもまた、君達の補助で負傷しているため共に移動した。コロッサスはやはり、ある程度の場所を境に追って来なくなった。

「はぁ、疲れたわ。中で、何があったのかしら。」

クラドの目は見えないが、態度から少し不快そうな表情だと伺える。丁寧に話さないと怒りそうだ。

「なるほど、コロッサスの生産装置が中に。あれが最後の一体なら倒して終わりって事ね。ご苦労様、私に出来ない事をありがとう。」

ティータイムモードになったクラドは話を聞いて満足そうにしていた。トトロは持って帰ってきたお宝、君達から見たら何だか分からないジャンク品に夢中になっている。

▷死体を持って帰ってきていた場合

「ああ、気になってたのよね、それ。持って帰ってきて、どうするのかしら。私は操霊使えないから無理よ。そいつ多分、逃げてった冒険者の一人だし、放っておいてもいいんじゃない? どうせロクな奴じゃないわ。」

案の定、とても冷たい対応だ。蘇生させるには近くの冒険者ギルド…がないので、フランクかエルレインでコンジャラーを捜索するしかないだろう。連れ帰れば多少の報酬は手に入るかもしれないが、面倒ごとに巻き込まれるかもしれない。放置して装備品を剥ぎ取ってもここなら誰も咎めない。


「ふええ、疲れたな。とりあえず、説明用の魔動機部品は手に入ったし、冒険者も一人は無事…だし、逃げた奴は保証対象外だからいいよな、これで依頼達成だ。」

「さて、そしたら私は明日にでも遺跡の中の安全確保にいくわ。今日は疲れちゃったし。あらためて、ありがとね。またどこかで会ったら、お手柔らかに。」

クラドはそういうと少し距離を取り、道具袋から野営セットを展開した後携帯食を口にしながらのんびりとし始める。先の言葉は別れの挨拶だったようだ。乙女の領域に近づくのは野暮だろう、美味しい食事でも持っていなければそのまま別れてしまおう。

「おーう、準備できたか? のんびりしてるとまたあの商人心配しちゃうし、早く帰ろうぜ。」

トトロは準備万端だ。適宜、ロックウッドへ帰還しよう。


{追記}何故かエドワードがトランプルでコロッサスの後ろに下がるという…なにしてんの?逃げろっつってんじゃん??(怒)不可解な行動をとった場合はちゃんと理由聞こうねGM。はいすみません。

と思ったんだけど都合よくクラドがいたので連れて帰る 尊き犠牲になれ


~~~~~~~以下追加シナリオ~~~~~~~


◆場所不明 クラドの宿場

エドワードが意識を取り戻すと、真っ暗な闇の中であった。暗視をもってしても何も見えない。目を覚ましたのかどうか自信がなくなるほど光一つない暗闇だ。感触的に目隠しをされている事に気付く。独特な木の香りは御香か何かだろうか。周囲の確認に起き上がろうとしたが体が動かない。胴体と足が縛られている感覚だ。

「気付いたのね。あなた、死んだのよ。勇猛果敢にコロッサスに挑んで、無惨に挽肉にされていたわ。顔が無事で、良かったわね。」

声と同時に頬に手を添えられた感覚があった。暖かい。声の主は聞き覚えがある、洞窟の入口で話した目隠しをした女性、クラドだ。

「私が連れて帰ったの。蘇生費用も肩代わりしたわ。あなたがアルヴだったから。尊き血族の迷い子、祝福無き呪われた血、君主を裏切る悪性の塊。もう用意は整った。あなたが目覚めるのを待っていたの。それじゃ、始めるわ。」

闇に隠れ、クラドの表情は見えない。だがエドワードは本能的に恐怖を感じただろう。彼女の手に赤い魔力が乗り、その光によって怪しく微笑む口元が見えた頃には、君の心臓に彼女の手が刺さっていた。君はそのまま気を失った。


(ここで一度他3人のパートへ。次の行動次第。多分死体をどうにかする)

3人の方々についてはまず2日分の行動をお願いします。

死体を抱えているので蘇生をするのであればそれが出来る場所を目指す形ですね。大都市でもいいし、もしかしたら駐屯中の騎士団の中にコンジャラーがいるかもしれません。騎士団は橋のマップにいます。


◆再びエドワードパート

次に君が目を覚ました場所は暖かい毛布に包まれた小さな部屋の中であった。身体の拘束も解かれている。心臓に穴が開いた様子はないが、何か紋様が描かれている。近くの立ち鏡で全身を確認すると、ねじれた輪のようなシンボルが描かれていた。違和感があるのはそこだけではない。怪我どころか死んで増えたはずの痣や角すらなくなっている。だが魂の穢れはより増したような気もする。何が起きたのだろうか。身体中の違和感を調べていると、扉をノックする音が聞こえてきた。

「起きたか? と、言うか、大丈夫か? 無事だと良いんだが。」

清涼感のある女性の声だ。扉を開け、金髪騎士ララティナが心配そうに覗き込んできた。君は今全身をくまなく探していた為全裸だ。

「―!!!!!すすすす、すまない!!いやホント、すまないいい!!!」

勢い良く扉が閉まり、その向こうで恐らく顔を覆いしゃがみこんでいるのだろう、こもった声が聞こえてくる。とかくこの場所は安全のようだ。

「お、驚いたよ。突然、あのクラド=ルージュが貴方を抱えてこの拠点にやってきたんだ。『倒れてたから、助けてあげたわ』だと。ほ、他の皆はどうしたんだ?」

ララティナは目を合わせてくれません、めちゃくちゃ意識しちゃってます。

(死んだためエドワード自身も他のみんなが今何をしているか分からない)

▷死んだ、と言った

「し、死んだのか!? いや、しかし角も無いようだし、先程見た時は身体の何処にも痣が…い、いや!なんでもない!なんでもないぞ!!」

▷その他

「き、君も大変だったんだな。少し休んでいくと良いさ。エルレイン方向から帰るのならばここを通る事になるし、その内君の仲間達もやってくると思うよ。」

ララティナは優しく微笑んでくれた。話の筋も通っているし、しばらく待てば合流できるだろう。

ゲーム的補足:エドワードさんの穢れ度は不明です。ただし吸精を行う際は穢れ度3として扱ってください。

「(しかしあの胸の紋様は…いや、種族で差別するのは良くないな、気のせいだろう)」


~~~~~~~追加シナリオ 終わり~~~~~~~


クラドさんこの回だけのゲスト出演だったはずなのにこの様子じゃメイン回張りそうだな…筆乗りそうだし…




◆橋 確定イベは特になし{追記:あり}

君達が橋に辿り着くと、騎士団の一人が出迎えてくれた。どうやらエドワードがここにいるらしい。どうしてそうなったのか。GMにも分からない。

モーヴ「ララティナ隊長、丁度出かけておりまして。エドワードさんはご無事でございます。」

ということで合流出来ました。良かったね。

モーヴ「最近騎士団に、探し人の連絡が入ったんですよ。俺みたいな顔のアルヴを知らないかって。残念ながら私たちは知らなかったのですが、冒険者さんは心当たりがありませんか?アルヴの方はあまり見かけないので、エドワードさん以外でアルヴを見かけたとか。」

特に心当たりはない。このセッションは意図的にアルヴの登場を控えているようだ。

なんでだろうな。


▷死体を持ってきた

「なんと…あなた方は素晴らしい冒険者ですね、このような場所でも慈悲の心を忘れないという。こちらの方は、私達が責任を持って預かりましょう。」

騎士モーヴが褒めてくれた。騎士団からそれ以上はない様だ。蘇生には1時間かかるようだが、待つだろうか。

→▶蘇生を頼み、蘇生終了まで待った へ



◆エルレイン付近 確定イベは特になし

▷死体を持ってきた

以前見たようにエルレインの周辺には所々に監視塔がある。そちらの兵士に聞いてみてもいいかもしれない。

「死体の蘇生?あんたらの仲間かい? まー、操霊術師くらいいるけどさ。エルレインの市民じゃないなら、結構な金額になるよ。」

兵士は20000Gを掲示してきた。死んだ冒険者が市民かどうか、それどころか名前すら分からない。払えるかどうかも勿論分からない。ここはギルドではない。どうしようか。

▷それでも蘇生をお願いする

「あいよ。時間かかるし、その辺で待ってな。」

待てと言われたが、別に待つ必要はない。蘇生者と話したいわけでもなければ、帰ってもいいだろう。

▷やめた

「はあ、それじゃどうするんだ?」

兵士に聞かれたがその通りだ。そろそろ腐敗も進んできてしまい蘇生が難しくなる。どうしようか。(こっから先は適宜アドリブ!!)

▷死体を放置して帰った

「お、おいおい、困ったなぁもう。」

兵士は悩みつつも操霊術師を呼びに行ったようだ。



▶蘇生を頼み、蘇生終了まで待った

蘇生終了の知らせを聞き、君達は死んでいた冒険者の元へと向かった。冒険者は頭がボーっとしている。

「あれ、俺確か、お宝目当てにコロッサスの脇をくぐって…そこから、思い出せねえ。」

冒険者は蘇生を受け入れ、しっかりと痣が残っている。

「ウソだ、俺がそんなヘマするわけ…テメェら、誰だ?一緒に来た冒険者じゃねえな。…テメェら、俺に何しやがった!!不意を突いて殺して、恩を売って更に儲けようってか!? 遺跡の宝は俺のだ!!」

病み上がりの冒険者はのたうち回っている。クラドの言う通りなかなかの人物だったようだ。このままでは蘇生費用すら押し付けてくるだろう。残念ながら実力はありそうなので力技となれば負けるかもしれない、すぐにここを離れた方が良いだろう。

{なんか粘ったので追記}君達が押し問答をしていると、街の商流について騎士団員と話していたトトロが戻ってきた。蘇生した冒険者の態度に驚き、また呆れている。

「ちょっとキミ! 私達がなんでここまで来たと思ってるの? キミ達がなんの連絡も寄こさずお金持って逃げちゃったからだろう? ほらここ、捜索依頼書に君の名前も書いてあるよね? このまま放っておいたら違約金だけど払う? なんならここまでの私達の経費も払ってもらいたいんだけど!」

トトロが珍しく激しい剣幕で冒険者を問い詰めている。確かに彼女の苦労を考えれば当然の怒りだ。冒険者の方も証拠を提示されてしまい成すすべなく黙っている。どうやら落ち着いたようだ。(特に報酬等は無し)



◆エルレイン バリアブルスタッフ購入{こちらも追記}

エルレインは前回と同じように入ることが出来た。相変わらず魔動機の多さに驚くばかりだ。

大規模モール"ネザーランド・アクシス"

ショッピングモールに似つかない無骨な武器屋にて、レントは注文の品を受け取りに行く。

「いらっしゃい。ご注文の品、出来上がってるよ。」

レントは素敵なバリアブルスタッフを受け取った。ついてきたトトロが反応する。

「お、バリアブルシリーズじゃん。知ってる?これ、魔動機核とつなげるともっとバリアブルになるんだぜ。」

そういうなりトトロはレントのバリアブルスタッフに何か付けようとしている。止めるなら今のうちだ。

▷止めた

「え、なんだよー。つまんないの。」

トトロはあきらめたようだ。

▷任せた

「えいっ!………あ、ここか、おりゃっ!」

「お、お客さん!なにしてんの!素人が触るんじゃないよ!」

トトロが鍛冶師に怒られている。トトロは苦そうな顔をしていた。

「おっかしいなー、確かにこれで合ってるはずなんだけど。悔しいけど、やっぱ武器は鍛冶職人に任せるべきか。村のおっさんなら、多分うまくできると思う。これさっき拾ったやつだからやるよー。」

頭部をカリカリと搔きながらトトロが笑っている。スミロスに見せたら、何か変わるかもしれない。



◆フランク 特になし

死体を持ち込んだ場合 エルレインとほぼ同じ



◆列車内

「あー、なんとかなって良かったな。あんたら、結構やるじゃん。またなんかあったら、よろしくな。」

トトロの信頼を得られたようだ。危うい場面もあったが、なんとか依頼は達成できた。



封じられた技術と共に、錆びた車輪が動き始める。失われた歴史を抱いて、開拓の刻が紡がれ始めた。


~きみに紡ぐ刻の車輪 終~


gr1 経験点3000



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▷スミロスにバリアブルシリーズを見せた

「おお、懐かしいもん持ってきたな。昔はよくこれで遊んでいたもんだ、やはり構造を学ぶにはこういった可変式のものが一番だ。で、これをどうしたって?」

「…なるほど。このパーツは持ち手の部分に作用するように回路を繋げれば…完成だ。握る力に合わせて、勝手に変化するだろうよ。」

レントに返却されたバリアブルスタッフは、握り手の部分の柔軟性が大きく増しており、強く握ると先端が大きくなるようになっていた。不思議アイテムだ。

ゲーム的説明:魔動オーダーメイドバリアブルスタッフ、威力を1下げるごとに必要筋力を1下げることが出来そうだ。使用のたびに変更可能な様なので筋力が上がっても問題ないな。なんという便利仕様か。モールへの入場料分という事で。


▷スミロスに燃え盛る炎+拾った魔動機のコアを見せた

「んん? なんだこれは。確かに炎が欲しいと言ったが、これは鍛冶に使うものではないだろう。…少し、調べてみよう。動力と言うのなら、これで何か動かせるかもしれない。そういえば、前に拾ってきた腕のパーツがあったな…」

スミロスが何か作ってくれそうだ。楽しみに待っていよう。



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{終了後記}

追記多過ぎない!!!!???? そんな仕込んだシナリオじゃなかったんだけど!?!?!?!?!?おかげで3セッション分になっちまったけど!?!?

いやテーブルトーク楽しみまくってるから私はいいんだけどさ…ゲームでは無くなってるというか…

あとエドワードはなんですぐ死のうとするのかな…そりゃ突っ込んだら死ぬって…相手Lv13やぞ…ディアがカルキノス乗らないハンデ込でも普通に逃げたら行けたのに…おかげでクラドのシナリオ増えたじゃん…(歓喜)

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