"黒き偽翼"シ・ヌーワ

「さぁ、惑え、疑え! この砦は、僕がいただくのさ」


フィラデルファス / 男 / Lv:8 / 蛮族 / 知能高 / 五感(暗視) / 敵対的

知名度:16 / BM-155 弱点値:19 / 命中+1 先制値:15


~簡単なあらすじ~

・コルガナ地方の大浸食に乗じて好き放題やるもセレンに絞められる

・逃げ延びてオーレルムの"無法都市"ヒューマで陣取るも謎のアルヴに撃退される

・逃げ延びてトラグティ、ジーエイトに到着


シ・ヌーワはジーエイト、もといメタルコフィンの事は"蛮族の砦"として昔から認知していた。魔動機による数多くの機能を持ち合わせる堅牢な砦でノスフェラトゥとして組織を支配していた頃もあったが、蛮族同士の抗争が起きた時点で切捨て、その後現在に至るまで蛮族領トラグティに近寄る事はなかった。

ここ50年でいえば、"大浸食"による大混乱に乗じる為コルガナにいた事もあった。暫くは好き放題やっていたが、"大浸食"終息後、"奈落の天敵"によって恐ろしい速度でコルガナ地方が平定されたため被害を受ける前に移動している。

その後、列車に乗りオーレルム地方"無法都市"ヒューマへと渡り、あらためて犯罪組織を作り上げた。元より荒れまくっていたヒューマの犯罪者たちをまとめあげるのは簡単であったが、あと一歩で完全支配といったところで謎のアルマジロを連れたアルヴによって全てを奪われてしまう。こちらの行動の裏を突かれた見事な制圧術であったため、この件は手痛い失敗として彼の心に強い悔恨を生んだ。

新天地を求め懐かしきトラグティ地方を彷徨っていたところ、メタルコフィンが人族の手に落ちたという情報を入手する。確認しに潜ると確かにリルドラケンが支配していたが、メタルコフィンの機能はほとんど使用されておらず、8階層のうち5階層しか把握できていない始末。これは都合が良い、と考え、1階層(ジーエイトでいう0階層)に侵入し人々を懐柔、支配を目論む事にする。

人間を使い犯罪による不和を起こし、軍事拠点ではなく犯罪者の拠点として作り変える。メタルコフィンの防衛機能を彼自身が使えば落とされる事もそうないはずと、計画は上手く行っていた。まさかメタルコフィンが古のノスフェラトゥの棺であったなどと予想だにもしていなかっただろう・・・


-----------------------------------------------------------------------------------------------


PCが60日を過ぎた後の到着時にはシュテルによって殺されているためメモのみの出演。顔グラもない。ドンマイ。文字数少ないし暗黒の翼にまとめるかも。ドンマイ。


「住処を追われ、懐かしきメタルコフィンへ戻ってきた。忌々しきアルヴめ、許せん。前回の失敗を活かし、忘れぬよう行動の全てを資料としてまとめる。我は全能ではないが、不老である。いくらでも知識を得る機会はある。」

「我の容姿はこの地にのさばる"竜まがい"共には通用しないようだ。だが配下であろう人間達は問題ない。丁度良く、神に仕えるものを捕まえた。この地で有意義に暮らすために、少し環境を整えようではないか。」

「付近の蛮族共は極めて単純であった。"竜まがい"の警備情報を伝えれば簡単に攻め入ってくれる。これならばあの司教でも蛮族を誘導できるであろう、そちらは任せて我は内側からの崩壊計画を前に進めていく。」

「予想通り、"竜まがい"共はこの場所を把握できていない。だがあの種族の嗅覚は面倒だ。支配した人間共を用いて不和を起こし、周辺の蛮族に奇襲させ続ければ疲弊するであろう。敢えて我の姿をひけらかしても良いか、疑心に駆られた不安定な心は実に御しやすい。奴らはメタルコフィンの機能を、僅かにしか利用していない。無知なる者に、支配する権利などないのだ。」

「なんだ、どうしてだ? 何故"本物"が下等種族の中に紛れている? そんなことがあり得るのか?? あの香りはフラウ氏族の、 まずい、このままでは、いや、一体何が彼女の不満を買ったのだ、分からない、分かるはずもない、今は一刻も早く逃げ・・・お、ご、、ゴフッ・・・」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る