場所

"階層城塞"ジーエイト

全5階層に分かれて海から迫る脅威に対抗するリルドラケン族の砦。

守りの剣はないが飛行戦闘による強固な守りを誇り、城内に畑や街もあるなど住人も多い。育ちが良い野菜の種を売っており、特産品にもなっている。

魔動機文明時代の遺物という事で構造自体に謎が多く、たまに不思議なボタンが出てきたり、レバーを引くとどこかの壁が動いたり等は日常茶飯事である。


5階層(最上部):見張り・飛空士

 ∟視力に優れたリカントや飛行兵士達が監視する守りの要。

4階層(司令部):指揮・政務

 ∟資金繰りや有事の際の指揮をとる軍師たちが駐屯する。

  兵士やその家族の住居スペースもあり。

3階層(中央部):商人

 ∟軍や観光客に対し商売をする商人達の居住区。グラランが多い。

2階層(陸部):疑似農村

 ∟周辺の農地を耕す農民たちの居住区。人間が多い。

  軍からの支援が手厚いため農作業者の割に身なりの良いものが多い。

1階層(地下部):兵士・技師駐屯所

 ∟訓練所や温泉など兵士達の駐屯所兼憩いの場でありリルドラケンが多い。

  また魔動昇降機等の点検を担当する魔動技師の作業場でもある。

  武器の作成は出来るが鉄の精製所などは流石に無い。

  技師はロックウッド生まれのルーンフォークのみで形成されている。


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●旧名メタルコフィン

魔動機文明時代の始め頃、強力な吸血種を封印する為に作られた超大型魔動要塞。

最深部には小神級のノスフェラトゥが眠っていたが、蛮族の脅威が薄れた魔動機文明時代ではその終わりまで観光地として栄えていた。

該当のノスフェラトゥは氏族不明であり復活方法も不明であったため、瞬間冷却液による"生きたまま"の保存によって活動を停止させることで封印された。試行錯誤の結果が未だ砦のあちこちに残されており、いにしえの食事や魔物が未だ多く残されている。

"大破局"の天変地異によって3階層までが地に埋まり、新規封印機能も破損、内部そのものの構造が大きく変化した。また蛮族領となり幾重もの支配者交代があったためノスフェラトゥが封印されている事実も消えていき、リルドラケン軍が再奪還した時は謎の魔動機砦として扱われる事となる。


蛮族領時代にメタルコフィンの一部機能を利用していたフィラデルファス、シ・ヌーワの手によって治安が荒れてきていた。が、色々あって現在は平穏を取り戻しつつある。

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