7話目
【さようなら】
先生へ
私はあなたから卒業します。
好きだって気づいた時にはもう遅くて、今でも後悔してる、ううん、好きになったことは後悔してないかな、ただ伝えられず不完全燃焼だったのに後悔してる。
先生の好きな人が私だったらって何回も妄想して、勝手にハッピーエンド想像してバカみたいだけど、ドラマみたいに映画みたいになるって勝手に思ってた。
あなたの隣は私が良かった。でも、それは違う。私には先生を幸せにしてあげられるものなんてなんにも持ってないから…
だからね、奥さんと幸せにって今は思ってる。
けど、私の恋愛は今は先生しかいない。でも、すぐまた現れるよね?先生を超えるいいひとに出会えたらいいな…
先生、結婚おめでとうって何回もいいかけて言えなかったから今言うね。
先生、結婚おめでとう。
先生が私を思い出した時、その私は最高の生徒だったって特別な生徒だったって思い出してね……
先生、私は貴方から卒業します。
さようなら、大好きでした……
貴方は先生…… 夢叶 春 @knm_403
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます