私の恋路と嫌がらせの奇跡 愛内那由多様
【タイトル】 私の恋路と嫌がらせの奇跡
【作者】 愛内那由多
【ジャンル】 恋愛
【執筆状況】 完結
【形式】 短編
https://kakuyomu.jp/works/16817330667405735530
まずタイトルに注目してください。「嫌がらせ」ですよ。恋愛もので「嫌がらせ」って入るタイトル、ハッピーエンドになる予感がしませんね。しかし、もう一つ注目して欲しい単語が「奇跡」です。「奇跡」が入った途端、不思議なことに「嫌がらせ」という言葉から受けるマイナスイメージが相殺されました。
最終的にはなんとかなるんだろうなーと思いながら、私は読み始めました。
といってもこれは、私が最初に受けた印象です。皆様はどんな印象を抱いたでしょうか? 抱いた通りの結末になるかどうかは、ぜひ読んで確かめてみてください。
この作品、情報の出し方が上手いです。あえて出す情報を絞ることで、先の展開を読みにくくしています。一万字以内の短編作品ですが、視点が変わるごとにハラハラする展開が待っています。
気になるのはヨシノというキャラクターです。このお話は主人公のマコトと、マコトがデートに誘った真介の視点でお話が進んでいくため、ヨシノが何を思っていたのかは想像することしか出来ません。真相は読者に委ねられているようです。
私の推測をここで書いちゃうと他の方の想像の余地を奪ってしまいますので、ぜひ読んでみてください(二回目)
高校生という子供ともいえず、大人にもなりきれない多感な時期だからこそ起こった出来事であり、奇跡のような気がします。
企画に参加いただきありがとうございました。
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