私のサンタは頼りない KMT様
【タイトル】 私のサンタは頼りない
【作者】 KMT
【ジャンル】 恋愛
【執筆状況】 完結
【形式】 短編
https://kakuyomu.jp/works/16816700429503960996
タイトルから分かる通り、クリスマスのお話です。クリスマスといえば、年末が近づいて忙しい。寒いと何かと余裕がない時期ですが、このお話は忙しさや寒さを忘れて、ほっこりした気持ちを味わえます。
恋人に求める条件は人それぞれだと思います。顔や経済力と答える人もいるでしょうし、趣味があう人、一緒にいると楽しい人と答える人もいるでしょう。
この作品の主人公の好みは、タイトルで察する方はいると思うので言っちゃうと、支えてあげたくなる人です。主人公の好みに共感出来る人は、この作品が刺さるのではないでしょうか。
このお話は主人公である明里が気落ちした状態からスタートします。その理由はすぐにあかされますが、本編を読んで知って欲しいので書きません。それを知った雪紘はどうにか明里を励まそうとするのですが、失敗ばかり。しかり、一生懸命に明里を元気づけようとする姿に次第に明里の気持ちは晴れていきます。
失敗ってマイナスな印象がありますが、人のためを思っての失敗は尊いものだと思います。いくら言葉で伝えたところで、行動が伴わなければ相手には伝わりません。雪紘は失敗が多いですが、相手を元気にしたいという気持ちが言葉と行動に表れているので、その姿を見ているだけで元気をもらえます。
といっても雪紘自身はもっとスマートに決めたいと思っているでしょうし、失敗ばかりの自分に対して思うところもある様子。そんな気持ちを明里は優しく受け止めてくれます。
これはベストカップルでは? 式場の予約は任せろ! って気持ちになります。お父さんもきっと喜んでることでしょう。
カッコいい、頼りになる、強い。そんな男性が登場する恋愛ものが多い印象ですが、支えたくなるような癒し系が相手だと、こんなに優しい気持ちになれるのだなと、新しい発見もできました。
気になった方はぜひ読んでみてください。
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