一万字読書 カクヨムコン9版

美形しか入れない学校になぜか入れた俺。ブス認定されて冷遇されてますが、どうにかラブコメをしてみせます。 わをん（ラブコメ修行中）様

【タイトル】　美形しか入れない学校になぜか入れた俺。ブス認定されて冷遇されてますが、どうにかラブコメをしてみせます。

【作者】　わをん（ラブコメ修行中）

【ジャンル】　ラブコメ

【執筆状況】　連載中

【形式】　長編

【読んだ話数】　「第5話　学園の王子様」まで

https://kakuyomu.jp/works/16817330662796407223

　主人公に明確な目標がある作品って良いなと思います。物語の方向性がハッキリしますし、主人公に対して好感がもてます。何をしたいのか分からない、特に目標もなく流れに身を任せている主人公ってどう応援していいのか分からなくなるので。

　今作の主人公にはハッキリとした目標があります。それは「ラブコメのような恋」をすること。これだけ聞くとアホみたいですが、それを真剣に願い、そのために努力をする姿を見ると頑張れと応援したくなります。

　ですが、主人公には大きな問題がありました。外見が普通なことです。

　ラブコメだとフツメン主人公って結構いますけど、実際問題、顔が良い方がモテます。ただしイケメンに限るという言葉が物語っているように同じ言動でも顔の良さで好感度の上がり幅には大きな違いが出るという残酷な事実があるわけです。

　それに気づいてしまった主人公は人柄で勝負することにします。見た目ではなく内面勝負。言動が格好よければ顔が普通でもモテると信じて主人公は自分磨きにせいを出し、美形しか通えない高校に見事合格を決めたわけです。

　が、そこで主人公を待ち受けていたのは苦難の嵐。美形しか通えない学校にフツメンの主人公が入学してしまったわけなので、周囲の目はとても冷たい。それでも主人公はめげずにラブコメをするべく奮闘するのです。

　一万字ですと物語としては序盤なので主人公が高校で冷遇されているというところで終わっています。ここからどうやって主人公がヒロインたちと出会い、好感度を上げ、ラブコメをしていくのかが気になるところです。物語の方向性としては学園ヒエラルキー、下剋上ものでもあるようです。

　美形しか入学できないという学校に主人公が入学できた理由も気になるところ。物語が進むにつれて明かされていくのでしょうか？

　ひと味違う苦難に満ちたラブコメ。気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

　企画に参加いただきありがとうございます。