約束の碧い海 犬斗刃様
【タイトル】 約束の碧い海
【作者】 犬斗刃
【ジャンル】 恋愛
【執筆状況】 完結
【形式】 短編
https://kakuyomu.jp/works/16817330668033725785
幼馴染みって良いですよね……。二人というのもいいですが、三人というのもまた良いです。三人組って友情だけなら安定する人数だと思うのですが、恋愛が絡んだとたんに不安定になる人数だと思います。
主人公である碧の幼馴染みの小春と遥斗は美男美女。そんな幼馴染みの間に挟まれた主人公は自分に自信がなく、小春に向ける恋心を表に出すことが出来ません。そんなとき、芸能人として活躍している遥斗が小春に映画に出演しないかと持ちかけます。これにより三人の関係は大きく変化することになるのです。
一言でいうなら甘酸っぱい。同じように育ったはずなのに成功した幼馴染みへの劣等感。幼馴染みだからこそ幸せになって欲しいと願う気持ち。一緒に育った相手を異性として意識してしまう微妙な気持ちなどなど、短編の中に様々な感情と関係性が詰まっています。
主人公は自分のことを芸能人として活躍している遥斗くんに比べると平凡だと思っていますが、決してそんなことはありません。むしろ君すごいのに、なぜ自分に自信がないんだ?もっと自信もとう?と肩揺さぶりたくなります。理由に関しましてはぜひ本編をお読みください。
好感度が高い主人公及び登場人物って良いなと思います。恋愛ものってヒロインが主人公に惚れる理由が分からないと「なぜ?」ってモヤモヤするんですが、こちらの作品はしっかり分かる。だからこそ純粋に応援することが出来て、読み終わった後に 幸せな気持ちになりました。
三人の未来が幸福であることを願ってしまう爽やかな作品です。皆様も読んでみてはいかがでしょうか。
企画に参加いただきありがとうございます。
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