第3話 アスレチック!!

ガゼボから見える位置には、薔薇の迷路つくって〜迷路の出口からロープつたって〜丸太わたって〜秘密基地のログハウス〜ジップラインで滑って〜ブランコして薔薇の迷路に戻るの!!


『ルイス〜〜できた!!これ!これ、つくって!!』

「レオンハルトさま?これは?」

『お庭にね!つくってほしいの!!』

「これは薔薇ですか?」

『うん、迷路なの!!』

「迷路ですか?」

『うん、行き止まりとかつくって〜簡単にでれなくするの!!で、ロープくくったとこに足おいて進むの!!丸太わたって!!秘密基地!!』

「秘密基地ですか?」

『そーだよ。レオンとルイスの秘密の場所なの!!母さまと父さまは時々入れてあげるの!!で、ロープで滑って!!ブランコ!!』

「ブランコですか?」

『そーだよ。ここにすわって〜ゆらゆらするの!!』

「素晴らしいですね!では、旦那様に伝えにいきましょう!」


ルイスと一緒に父さまの執務室にきた。

ちゃんとノックして、父さまの返事を待つ。


「入れ。」

『父さま、今大丈夫ですか?』

「レオン!!大丈夫だ。どうした。父さまに会えなくてさみしくなったのか?ほらほら、父さまのお膝においで。」


父さまのお膝に乗って、さあプレゼンだ。


『あのね!お庭にね!これつくって欲しいの!レオンも作るのお手伝いするから!!』

「これはなんだい?」

『アスレチック!!』


ルイスにしたように父さまにも説明する。


「素晴らしいよ。レオン。さすが父さまの息子だ。」

『うきゃきゃ!!父さま、お髭、チクチクするよ!!』


父さまも無事説得できたし、楽しみだなあ。

アスレチックができるまでなにしよっかなぁ。

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