クラブ

@nana_o7

第1話 クラブ活動


クラブといえば

小学生のクラブ活動を思い出す。


けれど

私にとってクラブは

爆音で流れる音楽、イケメンや美女が踊る場所だと仮定している


クラブが大好き


行かないとやってられない。

酔わないとやってられない世の中なのだ


私にとって

ほんの一欠片の日常の一部しか

占めていないはずの場所

そこが踊れる場所なのだ




少し踊っていると

トントンと肩を叩かれナンパされる

しかし後ろを振り向くと

ハア?みたいな顔面がいる


そう、私は面食いなのだ。


どうしても

ジャニーズのように整った顔でないと

受け入れられない








私はいつも独りぼっちだ


特に食欲を我慢しているときに

猛烈に孤独に襲われる

食欲、睡眠、性欲

三大欲求なのだ

食欲、これを我慢しはじめたのが

小学生から。

正座して座るとき太ももが太くなるとゆう理由で正座が嫌いになった



高校のときは

食べても食べても太らない体質を兼ね備えた


大学のときは

年がら年中ダイエット病


痩せていないと価値がないと錯覚し、

痩せていなければ“私”という品は可愛くないと断言していたし

今でも変わらない



クラブでトイレに行くと

4:40

皆ぐったりして座っている

そんな中2人組に話しかける

「ねぇインスタ教えて」

けど鍵垢だった

鍵垢とゆうことは

ある程度仲がいい人、ある程度フォロワー、フォロー数を持っていないと入り込めない世界なのだ

なのでそこで躊躇した

やっぱり2人組は逃げていった

私が、、

友達がいないからいけないのかな





孤独だ




「誰だって孤独だよ

あんな(私)は一人じゃない」


皆そう言って励ましては

私を孤独から救いあげようとする、が

やはり

ダイエット強化期間中は

自分一人での戦いなのだ


私は今日もクラブへ行く

そして地べたに座り込んで

泣くんだ


友達と行きなよ

そう思われても“友達”いない笑






ダイエット

孤独

クラブで流れるEDM














私はいつ救われますか?










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