第七章 新学期突入

第四十一話 新学期と新戦略

 暦の上では4月となり新学期のスタート、大輔です


「大輔先輩、よろしくお願いします!」


「はい、よろしくお願いします!」


 小次郎が中学生一年生として我が校に入学しました、初々しいですね!


「2人共、遅れない様に準備しなさい!」


 今日は小次郎の入学式という事で、美和子さんと一緒に車で出発です、この機会にと美和子さんが新車を購入したのですよ!


「よし小次郎行くぞ!」


「了解、兄貴!」


 小次郎君も中学生という事で、君付けはやめて欲しいと言われて小次郎呼びとなりました、俺の事も兄貴呼びに


 無事学校に到着して2人と別れた俺は3年A組のクラスへ入室しました


「おはよう大輔!」


「「おはよう大輔君!」」


 そう、今年は健太と早苗と誠司君3人と共にAクラスとなりました、未来で健太と早苗は同クラスで一緒だったのですが、誠司君が居たかは記憶にないので恐らく未来が微妙に変化したかもしれません


 今日は午前で終わりなので、殆ど挨拶だけ交わして帰りです


「今日こそ藤林先生へ紹介して貰うわよ!」


「あ〜、健太なら先に帰ったよ」


 絡まれる予想をしてたのか、終了と同時に気配を消してさっと出ていきました、お前は忍びか?


 早苗も無言で教室を飛び出して行きました、まあ捕まらんだろうな〜


「僕も昼食の支度もあるので帰るよ」


「ああ、お疲れ様、また明日な」


 誠司君は妹の送り迎えと昼食の準備との事、家庭環境が激変して大変らしい何か手助け出来れば良いのだが……


 小次郎の入学式も済み、家族で帰宅昼食後小次郎は早速DQⅢを開始、俺は美和子さんと会社へと向かいます


 ただいま(株)ネクスト本社前です、本当に上場しちゃいましたよ新入社員も増やしたので今や約30人体制、もう立派な上場企業です


「代表お待ちしてました」


 もう1人の取締役となった美香子さんがお出迎えです

目線で軽く真理子さん、悠子さん、奈々さん、優子さんへもご挨拶します


「急ぎの予定は無いわね?」


「はい、特に急を要する案件は御座いません」


「なら少しだけ健太君とお話しするからお願い」


「かしこまりました!」


 美香子さんとの話を済ませ俺と美和子さんは代表室へ、早速2人で話を進める


「さて例の話を始めるわよ!」


「うんこっちは順調だよ、恐らくだけど年末までに資産7億は用意出来る」


「こっちも順調よ10億は問題なく用意出来るわ」


「それなら銀行から30億は引き出せるね!」


「問題無いわ」


「なら来年、美和子さんも渡米の準備をよろしくお願いします」


「任せておいて、ではやはり会いに行くのね?」


「うん、来年の春休み辺りだろうね」


「カリフォルニア州アナハイム国際会議にてマイクロンソフトの創業者、ビル・ゲイトCEOに会いに!」

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