第6話 習作「猫奇」

くしゅくしゅ

小さくなつておりました


なるほど。

月は2つ。

太陽が月と同じだなんてのは

どうやら全く笑いものではなかったらしい


あなたの掌というのは

存外に大きいものでせうね

それに居心地も良い。

あたたかくて、

ついうとうとしてしまいそうだ

おやおや

日差しもないのに

日光浴だなんてねえ

善きかな?それとも

あしきこと、なのでせうか?

まあ!

月に代わって、おしおき、夜!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る