教室

教室に向かう途中にトイレに行きYKKのジップを対極に移した。

僕はまだ錯乱している、何故なら今から向かう先には喜びはなく自分という存在は、

「マイナス」であり、ゼロになることはあってもプラスになることは出来ない、そんな卑屈な存在であるからだ。

白い器が黄色に染まった所で手を洗いそこにあった花に挨拶代わりに水をかけその花に鬱憤をぶつけた。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る