第2話 流れの説明

 まず作品のプロットや設定の解説をする前に、作品作りの流れを説明します。


 これは、あくまでもわたしのやり方です。


 プロットや設定は人によって違いますので、そこはご了承ください。

 ちなみに今回は長編のプロットと設定になります。



 ・簡易プロット

 ↓

 ・キャラクター設定、世界観設定。

 ↓

 ・詳細プロット



 本来は詳細プロットと各種設定だけで十分です。


 しかし、そのやり方では、わたしは上手く出来ませんでした。


 なので。


 はじめに簡易プロットで物語の背骨と輪郭を決め、それから設定に移ります。


 設定が完成したら、今度は詳細プロット。


 詳細プロットを進めるうちに、設定に矛盾が生じることがあります。そうなったら都度、設定に戻って変更します。

 場合によっては簡易プロットまで戻って考え直すこともあります。


 そうやって詳細プロットと設定を行ったり来たりしながら、少しずつ完成させます。



 正直、プロットや設定は面倒くさいです。

 できるならやりたくない。


 しかし、プロットや設定なしで書けるのは一部の天才だけです。


 凡人がそれをやっても上手くいかないです。断言します。

 キャラの性格や言動がぶれ、設定を忘れたり矛盾したり、整合性がなくなります。完結させることでさえ難しくなるでしょう。


 だから凡人はプロットや設定が必要なのです。



 では、次回から実例を元に解説していきます。

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