第24話 音楽

ひるくんと付き合って、初めて、ひるくんの、家に遊びに行った

ひるくんはDJで、興味があった私は

ひるくんに教えてもらう事にした

ひるくんは、凄く丁寧でやさしくて

穏やかで、ひるくんが、流す曲も、私好みの曲で、穏やかな気持ちになった

ひるくんは、好きだとか言わない

抱きしめたりもしない、キスしたりもしない、でもそれは興味がないのじゃなくて、ひるくんが私を大事にしてる

事が凄く伝わっていた。

でも私はひるくんに抱きしめて欲しかった、そうしたら楽になる気がしていたから。

でもひるくんは一切手を出してこない。私はその事が不満で少しひるくんに冷たくあたった、ひるくんは困った顔をしながらも「なんで?」「どうしたの?」と聴いて来る事もなかった

ただ、優しく微笑むだけだった

ひるくんに対して意地悪な気持ちになる、自分がとても嫌だった。


彼にひるくんと付き合った事を話すと嫌がられた。

対等になったのに、私はたくさん府に落ちなくて、彼に

「関係ない」と言った、私は美咲と別れないで欲しいと伝えていた。

ゲームのルールに美咲と別れないと

付け足した。

彼は別れないと言った、美咲と別れないのに、私がひるくんと付き合う事に

とやかく言うなんて納得出来なかった

私は彼に苛立ちを感じた。


(切ない)この気持ち誰かに話したい

でも誰にも言えない苦しさ

今の自分にピッタリ来る曲を私は1人聞いた。

彼を思いながら、彼はいつもシャツにブレザーだった。寒くなって来たのに

ニットカーディガンを着たら似合うだろうな、可愛い天然パーマの彼ガニットカーディガンが着ている姿を想像した、マフラーも似合うだろう。

彼はどこか母性をくすぐる守ってあげたいと感じる事があった

何かしてあげたい。

私は彼のオモチャなのかもしれないけど、なんでも話してくる彼はまるで親友のような存在でもあった。

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