第32話   姑

世の中にこんな人が居るんだろうか


結婚してすぐに感じた違和感


毎日かかってくる姑からの電話

こちらの状況お構い無しの長電話

話途中で終わらせると、何度も何度も電話が鳴る

電話に出れないと家まで来る

家に居ないと、実家に電話する

「そちらにいません?」


朝早くから、夜遅くまで

配慮など何もない


ただ自分の欲求を果たすため

こちらの話も、誰のいうことも聞かない


姑の意識が全て私に注がれ、安堵している舅

いつも舅は「悪いな」と言って

何もしない。



舅の本質は「おれ、知らねぇ」




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