第2話  夫が話かける時

「ただいま」

そう言ったままリビングに入って来ない夫。


しまった。

今日買ってきたインテリア雑貨、隠すの忘れてた。


「これ、いくらだった?」と夫

「安かったの、300円だった」と嘘をつく私


安かった?

なんで言い訳してるんだろう。


500円を300円?

そんなに変わらない。


雑貨が大好きな私

雑貨だけは「これ好き!」「これ可愛い!」

心が踊る。


だけど、隠して飾ることが多く、心から楽しめない。


何か買うと、嫌な顔をする夫。

何も買わないと喜ぶ夫。


私の小さな幸せを奪う夫。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る