#もし宇宙へ行ったら何したい?

夢美瑠瑠

#もし宇宙へ行ったら何したい?

※これは、もし宇宙に行けたら何したい?というアメブロのブログネタに投稿したものです。





 「宇宙」は、英語だとSPACEで、これは「空間」と同じ単語ですが、「宇宙」の場合は「宇」が時間の意味で、「宙」が空間の意味らしい。もとは多分中国語かな?詳しくは知らない。


 宇宙はボクにとってはまず「死の空間」でしかなくて、「ザ・クレーター」という手塚治虫さんの漫画があったが、ああいう死と隣り合わせの極限状況というか、そういうまあ人跡未踏のジャングルとか、あるいはそれよりもっとエイリアンな、怖いところというイメージでしかない。


 アメリカにはフロンティアスピリット?というか、西部の開拓とかに似た感じのアポロ計画とか、伝統的なパイオニア精神があって、宇宙でもわりと明るく牧歌的に捉えてきているという印象がある。アメリカのSF小説や映画も、コロンブスが大航海して発見したようなロマンを?宇宙にも同様な虹色の夢を描いているというか、そういう明朗な感じがある。


 アメリカ人なら、宇宙にどういう夢を投影するかということについては、過去に無数に近い宇宙が舞台のSF、スターウオーズやら未知との遭遇、ET、エイリアン、幼年期の終わりというのとか、レイブラッドベリとか、ハインライン、ブラウン、もちろんボクもSFにそんなに詳しいわけでないですが、そうした先人のSF作家とかの紡いできた物語に、無数の回答が、すでになされている。

 で、日本にも星新一の「ようこそ地球さん」というSFショートショートとか、アポロ13号?の月面着陸のころにブームになって、その頃の話題としてなら「宇宙に行って何をしたいか」というのも近未来の実現性すらもあってポピュラーだったろう。


 その後に、社会はどんどん様変わりしてきて、相変わらずにNASAというのもあって、もしかしたら明日に隕石が衝突して、恐竜の滅亡した時のような大異変っが宇宙から現実にやってきかねないというのも当然の常識ですが?

 

 で、「不思議だが本当だ」?という昔からある類の”都市伝説”みたいなのも健在で、未来人だのエイリアンだのの噂や映像がネットでまことしやかに流れたりもしている。

 オカルト、というのは「隠秘学」と翻訳されますが、コリンウィルソンの「オカルト」とかは浩瀚な大著で、不思議な話のオンパレード。あらゆる書物を読破しているウィルソンにして、世界は不思議で理解不能なことだらけなのらしい。

 「終末感」というのは個人的なムードや主観だけで、存在や時空間に潜在するロマン?というものは相変わらず、原理的に?全然不滅なのが当然なのだろうか?

 科学技術が日新月歩なのと裏腹に、或いは表裏一体に?わりかしにシンプルだったこの現実の時空間へのわれわれの認識もメタモルフォーゼしてきて、「宇宙」全般に関する知見の拡大や深化に伴って、より人類一般のそれへの理解とかイメージとかも多様多彩になってきているのでは?

 

 オカルト現象とかも自分自身においてはかなりおかしなことが、わりに頻繁に起きたりする。

 ポルターガイストやUMAとかをしょっちゅう体験して目撃したりもする。


 かつてのように、宇宙や、また科学一般にも、人類は素朴にバラ色の未来像というものを投影できなくなってきた、そういうのも冷厳な現実かと思います。


 が、ユングが「シンクロニシティ」などという新しい神秘的な概念を提唱したりしたのすら、まあ80年もしない近過去である。


 把握しきれないほどに千変万化で百花繚乱な深化や創成を、現実には世界や宇宙は繰り広げていて、人々の発想や価値観その他がかつてほどにシンプルに画一化されていなくて、より情報化社会の真骨頂というか、人類社会、”叡智人”のインテリジェントな潜在能力の本質が、覚醒、開花してくるのがこれからの時代の新しい潮流、トレンド、パラダイムシフト?というものなのかとも思う…


 だから、宇宙がまた現実に”ニューフロンティア”になる時代も来るかも…

 

 そういえば、自分ではそういう牧歌的な、素朴に宇宙に夢を描いている昔っぽい?楽しいSFをいろいろ書いたりもしていたのを思い出した。

 機会があったら、また読んでいただけたら嬉しく思います。


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