4日目
一言で表すならば、あの部屋はまさにパンドラの箱とでも言うのでしょうか。聞いたことも見たことも無いような強大な魔法の数々と、その使い方が記された書物が沢山ありました。
それは時を操る魔法や、人の思考を操れる魔法だったり。きっと人間共が知ったら己が欲のために悪用することでしょうね。おばあさまがこの部屋のことをずっと隠し、秘密にし続けていた理由がよくわかります。
その中でも一際目を引く魔法がひとつ。
それは、新たな生命を生み出す魔法。
もしかしたら、これでわたしを殺すための命を生み出すことができるかもしれません。
やっと希望が見えてきました。
おばあさま、どうか待っていてくださいね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます