3日目

魔法でも物理でも自殺は不可能だなんて、本当に困りました。まるで人間に殺されるまで大人しく待てと言われているようで気分が悪いです。

わたしのことは絶対にわたしが殺します。おばあさまを殺した卑劣な人間共になんて殺されてたまるものか。


もっともっと、資料を集めなければいけません。何としてでも、わたしを殺すために。


そういえば、おばあさまに入ってはいけないと言われていた小部屋がありました。小部屋の鍵はおばあさまが肌身離さず持っていたので入ったことはありませんが、おばあさま亡き今なら開けられるはずです。もしかしたらそこで、わたしを殺すための方法を見つけられるかもしれません。


おばあさま、約束を破ってごめんなさい。

わたしは約束を破った悪い子です。それでもおばあさまはまたわたしを愛してくれるでしょうか…?

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