【後半】

第6章

第1話 天龍の里

カジューザは、3人を引き連れ、

『弥勒の里』に隣接する『天龍の里』へと

向かった。




夜の泉、カジューザがユウジの額を人差し指で弾き、言葉を放つ。


カジューザ「出でよ、天龍、

ユウジの‘ハイヤーセルフ’よ。」


ユウジの魂の操縦者【にぃに】こと

ミュエルが手伝い、天龍が

姿を現す。




天龍「呼んだか、主人。我はお前の最大の味方、今までの全てを見て来た。

お前自身じゃ。そして、今回は‘エデン’という事で、‘金龍’の姿をしておるが、本来何にでも化けれる‘虹の龍’よ。」


カジューザ「ほぅ、現れたか。わしの化身(ユウジ)の‘ハイヤー•セルフ’よ。」


皆を紹介しよう。




黒龍の雲海(ウンカイ)先生を筆頭に、

雷毅(ライキ)は、ユウジを

守護する壮大な龍で弟分じゃ。


他にな、

大人しい青龍姉さんの流布(ルフ)がいる。

調和を重んじる。


ガサツだが、猫のように

遊びに来る赤龍のアンちゃんは、

豪炎(ゴウエン)よ。

【関西弁】


白龍で老人の

仙樹兄さんは、ユウジの元で、

生まれる前からいる。


最後に虹を司る、

光天龍(コウテンリュウ)が

総括よ。


金→仙樹(白龍)

  【センジュ♂】

水→雲海(黒龍)

  【ウンカイ】

土→雷毅(金龍)

  【ライキ♂】

火→豪炎(赤龍)

  【ゴウエン♂】

木→流布(青龍)

  【ルフ♀】

虹→光天龍。(天龍)

  【コウテンリュウ♂】

※『格』を示す。

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