異性のタイプ
「最近はどうしても体重が減らないんだよね」
「出会って二日目の人にそんな話する?」
「なんで減らないのかなあ……」
答えは明白だと思った隼人は、無言で再び香澄の胸元へ視線を寄こした。途中でさすがに悪いと思ったのか、視線を逸らす。
「無理な減量は健康に悪いから、控えめにな。俺が料理するときは炭水化物たっぷりにしてやる」
「ふーん、清原くんは巨乳の人がタイプなんだね」
「そういうわけじゃない」
香澄によって言い当てられた隼人のタイプは、より詳しく説明するのであれば、黒髪ロングで巨乳の清楚系美少女だった。
……。
香澄だった。
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