第2話 ヒトヒトの実モデル神
自作のすべてが完結済みであることは焦りでしかありませんね。だってぜんぶが終わった状態なんです。ですから始めます、次の一歩に向かってこのエッセイだけでも。
先日発表された星海社fictions新人賞2023年秋の座談会結果をもう一度読み返してみました。
しっかりと強めの指摘がされており、調べが足りない、興醒めした、との内容でした。全作品の中で拙作だけが忘れられていたこともあり、どうか心中を察してください、先日はさらっと読んでそのままに。
ひと月が過ぎ、今一度読み返すと、もったいないと書かれてありました。希望的観測でしかありませんが、工夫していると受けとってくださった部分はきっと、好ましいと感じてくれたに違いないのです。
であるならば、それほど悲観することはないのかなと。ご指摘のとおり冒頭の弱さを克服できたなら、多少は読みやすい作品になれます。そのうえでもっと本質的なご指摘を賜る。
でもその努力を第3作に注いでは意味がありません。仮に望まれたレベルに到達するとして、もう訪れてくださる方は通り過ぎたあと。今さら40万字をもう一度などとは口が裂けても言えるはずもなく。そこを強行してまだまだ足りないでは目も当てられませんからね。
ですから、まだ未発表の第4作に。つい先日完成した第4作の冒頭をよく読んで、さらに強化できないか最後のあがきをしてみます。
やっぱりゴムゴムの実の存在をほのめかすだけでは力がないんですよ。実が実在して、実を食べて、能力を示し、敵を倒して船出する。それでやっと第一話たり得るのだなと、今さらながら得心しているところです。
んま、ゴムゴムではなくてヒトヒトモデル神だったみたいですけども。
このぶんだと不自然なレッドラインも先代ゴム神のしわざ、4つの海を混ぜ混ぜして完のような気がしてちょっと萎えています。願わくば世にある多くの予想を超えてきてくださいね世界的少年漫画さん。
話が逸れましたね。
年内に投稿くらいの気構えでもう一度がっぷりよっつで取り組んでみましょうか、冒頭と。
冒頭の2話ぶんだけに数日つぎこんで、なにか変えられないか、何か活かせないかを考えてみます。おれごんの4年間を1万字にぜんぶ注いでみます。
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