最強の魔王になってやる~転生したなら、強さを求めてやるよ~

とるっぽう

魔王になってやるよ…

第1話 魔王になってやろう

魔力。それは生物ならば誰もが身体に宿している力そのもの。魔力を使用することで身体を強化したり。魔法を放つことが出きる。


魔法。それは魔力によって作られたこの世に干渉し、非科学的な現象を引き起こすことの総称。








この世界には、魔力があった。

この世界では、魔法が使えた。

この世界なら。俺でも生きていけるそう思った。

だから、この力でこの世界で、あいつらクラスメイトに復習出来ないか。意味もない善をいた見つけれないか、物語のような、強大な力で善をひれ伏すような。


になれないかと、そう思ったんだ。







◇◇




俺、大崎湯浦改め、ノアはヘルサイド子爵家の三男として、生を受けたのが、今から5年前程のことである。

俺の待遇は、貴族の家系の癖にあまり良い扱いではなかった。そもそも俺が側室の子だから、正室の義母が俺のことを嫌っているという点が一つ。そして、上の二人の兄。カイト・ヘルサイドと次男アルラ・ヘルサイドが、もう一つの理由である。

こいつらは双子で正室の子だから父も、甘いところがある。とはいえその父は俺の待遇も、兄と変わらず接してくれるために、俺も悪くはおもっていない。



さて、5歳を、迎えた俺には『洗礼』という儀式が待っている。とはいえこの儀式は、魔力量と、スキルを見るだけのことではあるが……


世間一般で言えば生まれてから5歳までの子供で魔力を扱う物はいないとされている。

しかし、俺は使えてしまったのだ。魔力を。まぁ、魔法は使えないのだが、そして、魔力を使っていく上で様々なことが分かった。

例えば、魔力が使えるようになるには己の身体の魔力を具体的に認識し、魔力の流れがわかること。

だ。俺は生まれながらに、前世の記憶を持っている。だから、魔力を認識できたのではないか。

世間一般では、5歳の子供はまだ知能などがそこまで発達していない。だから『洗礼』で、魔力を認識させているのでは。

ということだ。

他にも。魔力は放出するにしろ体に強く魔力を流して身体強化をなどして、魔力を使えば使うほど、魔力量が多くなるということだった。そしてそれは、1歳の頃よりも3歳の頃のほうが増加する量が少なかった。

魔力量は、恐らく幼少期にあげるものなのだろう。


まぁ、こんなことから俺は5歳にしてとんでもない量の魔力をてにしてしまった。


◇◇


「ノア。もうすぐ教会に着くから。くれぐれも他の貴族の方や教会の方に失礼の無いようにね。」


「はい。………父上。」


現在。俺は馬車に乗って教会へ向かっていた。

『洗礼』は教会で、行われる。

内容としては、教会にある大水晶なる魔道具に、手をかざすだけで鏡にスキルが写され、魔力の量だけ水晶が輝くらしい。


そんなことを考えていると、馬がなく声が聞こえて馬車が止まった。


馬車の扉が開き、父、ナイム・ヘルサイドが、馬車から降りて、教会の中へ入っていく、俺もそれに続いて、教会の中に入っていく。


教会のなかは、白と青を貴重としたデザインで中央には水晶と、大きな鏡があった。あれが、魔力量を測る水晶と、スキルを写す鏡だろう。


その近くには男女が4人。

父によると右から公爵家の次男と別の公爵家の長女、伯爵家の長男と子爵家の三女らしい

俺もその横、一番左側に立つと神父と思われる老人が


「皆さんそろわれたようなのでこれより『洗礼』を、開始します。」


と言い。公爵家の次男が、水晶の前に移動した。因みに名前はケンらしい。

ケンが水晶に手をかざすと水晶は大きく光だし、

『5000』と、言う文字が鏡に、そして『賢者』のスキルが浮かび上がった。

これにはケンの親も神父も驚きのを隠せないでいたが、ノアにとっては5000の数字がどれぐらいすごいのか分かっていなかった。恐らく他の4人も同じだろう。

その後も公爵家の長女、、伯爵家の長男と、別の子爵家の三女が、『洗礼』をし、6000や4000、5500などの魔力量に加えて、聖剣技、片手剣士、などのスキルをもっていた。

そして、俺の順が来た。


水晶に手を当てると、水晶は強い光で輝き出した。

その光に、貴族の子息も。神父も、誰もが驚愕した光を放った少年の魔力量は、

『—ゼ—―ロ―――』

と、それだけ、そして、その下には、『錬金鍛冶術』というあまり映えなさそうなスキルが。



そして、これが、貴族の中で初となった、魔力ゼロのニンゲンとして名をはせるのはべつの話。




そして、この日からヘルサイド家のノアへの当たりは強くなり、日に日に義母と兄達にいつか殺すとまで思い始めてきたノアは、再度



魔王になってやろう



と考え、最強魔王に至るための,物語が始まった。

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