第2話  ライトノベルに沼→勘違い発動

 小学校時代は、マンガを書き放題。

 身体が弱くて、喘息持ちだった私は小さな頃からお絵描きが大好きでした。


 六歳の時に、母にスケッチブックを渡され、好きに描けと言われて、ストーリー付きのマンガを描いていました。

 母、ただ者じゃないと思ったそうです。

 一緒にスケッチブックを与えた弟は、一ページも埋められなかったそうで……。


 コマを割って、描いてたのは、小学校に入ってからですね。


 中学生になって、クラスメートにマンガを見せたことをあります。

 その時言われたのは、絵はいらないよ。でした。「??」です。意味が分かりませんでした。


 そして、その頃ライトノベルに出会うのです。


 最初は、読みやすい文体に惹かれ、ラブストーリーを中心に読んでいました。


 そのうちに、ミステリーを書く作家のファンになり、円香の大勘違いが発動します。


 よりにもよって、今は亡くなられた大作家先生の文章を見て、私でも書けるんじゃね?

 ……思ってしまったのです。

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