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この度は『プレゼント』企画にご参加いただきありがとうございます。
なんとなく不穏な情景から始まった物語はどこか慌ただしげな雰囲気を醸し出しつつ終盤へ。そして明かされた真実に眩むほどの閃光を目の当たりにしたような感動を持ちました。
命を待ち侘びる人。命を産み出す人。そして命そのもの。
三者の想いがひとつの糸に紡ぎ合わされたからこそ奇跡が起こるのですね。
クリスマスにぴったりの感動をありがとうございました!
※本日が企画の最終日となっております。募集要項を満たしていただくため、もし可能であれば作品を一旦完結していただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
作者からの返信
那智さん。
クリスマスに合わせて(逆算しての)公開でした。
企画の締切ぎりぎりにしてしまったので。完結付けるのが遅くなってしまい、すみません。これで完結です。
こちらこそ、ステキなお題をありがとうございました♪
今では東京で雪が降ることは殆どありません。降っても僅か数センチほど。
今から50年ほど前は、冬はそれなりに寒く雪も降りました。
2月5日に初めての子供が生まれました。早産で2500gの女の子。
大変なお産に、廊下で待つ夫はウロウロと気の毒なほどだったと私の姉が笑いました。
無事に育つだろうか心配な私を、義母は近所の小さな産院まで雪の中を、毎日見舞ってくれました。
両手の平に乗るほどの小さな子は、沢山の人達に迎えられて、雪の舞う日にやって来た、そう考えただけでとてもロマンチックに思えました。
東京に雪が、とニュースになると、いつもこの時のことを思い出します。
このお話も、そんな思いでと共に読ませていただきました。