ライトノベルの販売部数(2024/11/18時点)

 基本的にオリコンデータを軽くまとめただけのものになります。

 また、正確な販売部数を掲載することは著作権に触れますので、基本ざっくりベースです。

 あくまでオリコンのラノベの週間ランキング(10位まで)に掲載された場合にのみ掲載してますし、掲載されたものを全て載せてるわけではありません。

 記載するのは基本的に一万部に届いた、あるいはランク外になったあとでも多少伸びれば届いてる可能性のある作品のみとします。

 データは2024年9月第2週からの物だけで、そこからの累計売上(推定)がどのくらいか、という形で提示します。


 この記事に関してだけはちょくちょく更新されますのでご了承ください。

 なお書籍タイトルは多少略すこともあります。

 また、タイトルの後に★が着いてる場合、最新ランキングでまだ掲載されてるので、記載よりさらに伸びると思われるものになります。

 記載から消えたタイトルは、おそらくそれ以後の販売部数が大きく伸びる可能性は低いでしょうから。

 また、タイトルの頭の記号が◇のものは、小説家になろう等(WEB含む)からデビューした作品で、〇はそうではない作品(公募受賞等によるデビュー含む)という扱いです。


 実際のところは、オリコンランキングの11位以下に落ちた作品でも当然まだ売れている作品はあるとは思われますが、基本的に2000部/週以上ということはまずなく、それ以後、劇的に販売部数が伸びることは通常ないでしょう。

 なので実際には、★が着いてない作品についてもそれ以後も販売部数は多少伸びてる可能性はありますが、いっても2000部から3000部というあたりが限界だとおもわれ、つまり掲載されてない全タイトル、一万部以上ということはおそらくはないと考えて割愛しました。

 なお、言うまでもありませんが電子書籍は含んでいませんし、コミカライズされた書籍の販売数も含んでいません。

 あくまで、小説として、物理的な書籍として販売された数のみの集計となりますので、ご了承ください。


●三万部超

◇お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件10

 2024年9月発売、3週間で3.2万部販売。

〇青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない

 2024年10月発売、3週間で3万部販売。

〇儘ならない彼 美しい彼★

 2024年10月発売、3週間で3.8万部超販売。

◇時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

 2024年8月発売。

 データ不足のため推定だが発売から3週目で五千部以上売れてる。

 推定で5週間ランキングに掲載されており、確認できただけで1.2万部超。

 合計は三万部どころか四万部越えてる可能性もあるかも。

 これに関しては本当にアニメ化の効果が大きいと分かる。


●一万部超

◇魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く2

 2024年9月発売、2週間で1.3万部弱販売。

〇短物語

 2024年9月発売、2週間で1.5万部超販売。

〇創約 とある魔術の禁書目録11

 2024年9月発売、2週間で1.1万部販売。

〇SAOオルタナティブ ガンゲイルオンライン14

 2024年10月発売、2週間で1.1万部販売。


●一万部行きそうなもの(あるいは届いてると思われるもの)

◇Re:ゼロから始める異世界生活39

 2024年9月発売、0.8万部(1週のみ)

◇デスマーチから始まる異世界狂想曲31★

 2024年11月発売、0.8万部(1週目)

◇俺は星間国家の悪徳領主!9

 2024年10月発売、0.9万部超(2週間分)

〇義妹生活12

 2024年10月発売、0.7万部超(2週間分)

◇精霊幻想記26

 2024年9月発売、0.7万部弱(1週のみ)

〇スパイ教室12

 2024年10月発売、0.7万部超(2週間分)


●2024年11月18日コメント(11月第1週まで)

 見ての通り、アニメ化された作品ばかりが並んでます。

 例外は『俺は星間国家の悪徳領主!』ですが、こちらも2025年アニメ化決定済。

 なので『儘ならない彼 美しい彼』くらいですね、アニメ化してないのは。

 言い換えるなら、アニメの出来不出来は、小説の販売数に凄まじい影響力があるということになります。

 『お隣の天使様』が大ヒットしたのはほぼ間違いなくそうでしょうし、『ロシデレ』は本当にその影響が顕著に出てます。

 ただ……個人的には、なのですが。

 多分アニメ化の影響って、ラブコメの方が大きい気がします。

 というのは、普通のファンタジーだと、だいたいの情報はアニメでことが足りる。

 けど、ラブコメとかの心理描写は、アニメでは当然ですが描ききれません。

 そのあたりを読んでみたいと思うと、やはり小説が一番なんですよね。

 なろう系出身ではないですが、『青春ブタ野郎シリーズ』もやはり同様。

 前に別の記事でも分析しましたが、ミステリーが物理本で売れる理由も同じかも。

 映像化されても、やはり全て描ききれない部分を補完するのは小説が最も優秀なのは確かですからね。

 そういう意味では、いまだに文庫ランキングトップに輝く東野圭吾先生の作品とかは、やはり売れるべくして売れてるのかなぁ、という気はしました。


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雑記 和泉将樹@猫部 @masaki-i

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