第二十二話~オフコラボでの振り返り配信~3
それから数試合はアマンズアスをやりそろそろ次のゲームをやろうという話になった。そこで次は光闇先輩が決めることとなった。
「うーむ、どうしよっかなー」
「実際選ぶとなると難しいよねー」
「じゃあー罰ゲームアリで人生ゲームでもやります?」
「どういうゲームなんですか?」
「え?天海君知らないの?」
「すごく有名なゲームだと思いますが、、」
とそんなことをカグラさんとルイジンさんに突っ込まれてしまった。
「実はやったことがなくて」
「へーそんな人がいるんだね」
「天海君以外はみんな知ってるよね?」
「うん」
「はい」
「私もさすがにね」
コメント
>へー天海君知らないんだ
>珍しいね
>聞いたことぐらいありそうだけど
僕以外はみんな知っているようだ。でもしょうがないと思う。だって最近この世界に来たんだから。
それからルールの説明を受けてゲームが始まった。
序盤はもちろん差が無く多少の金額の上下があろうが順調にみんな同じ道を選んでいた。
「僕はこっちの職業の多い方の道を選ぼうかな」
「僕も~」
「私もかな」
「皆さんこっち来るんですね」
「まあこっちの道の方が安定しているからね」
コメント
>大渋滞ww
>まあ序盤のコレはしゃあなし
>ここからが面白いんだよな
それからも順調にゲームは進んで行き、
「おお!いきなり3万円ももらえるんですね!」
「マイナス8万円、、、」
「げ、元気出してください!ここからですから!」
「そうだよね、、天海君の言う通りだよね、、」
「月光がしょげてんのおもろww 」
「覚悟しとけよ、光闇」
「、、、」
コメント
>今回月光だいぶ運が悪いな
>かなり序盤で借金が8万か
>そしてそれをメシウマしている光闇
>それを脅す月光ww
そんな感じで進めていると中盤になる頃には月光さんの所持金がなんと30万円を下回ってしまった。
「こ、これはだいぶ運が悪いですね、、」
「あまりにひどくてみんな言葉を失ってるじゃん、、、」
「これで僕の勝ちかなーー」
コメント
>うわ光闇強っ
>所持金50万円越えか
>中盤でこれは強すぎん?
>そして月光はメシウマ通り越して可哀そうだな
そして最終盤になるとこの関係が逆転していた。
「私が神だーー」
「ぐっっ!」
「見事に逆転しましたね」
「ゴールの跳ね返りをありにした結果光闇先輩はマイナスマスを通りまくって月光先輩はプラスマスを踏みまくるとは、、、」
「しかもゴールした1位は月光か」
コメント
>まさかの逆転
>やはり跳ね返りは順位をここまで変えるのか
>月光がメッチャ良い笑顔ww
>仇をとったかのような笑顔ww
「さてさて光闇くーん、罰ゲームはどうなるのかなー?」
「グっ、、当初の予定では最下位の人から順に上に行くごとに辛くなくなる激辛焼きそばを食べさせる予定でした、、、」
「それは用意しているの?」
「今日どこかで誰かに食わせるために三個ほど、激辛、辛口、中辛の3つを用意しいました。なので下から3人はこれを順位の低い順に食べてもらう予定でした。」
「なるほどねぇ。で、今回の順位は?」
「私こと光闇が最下位、ルイジンが下から二番目、天海君が三番目です、、、」
「つまり?」
「食べさせていただきます!!」
「よろしい」
コメント>
>調教成功ww
>あそこまで煽っといて負けるの草
>分からせかな?
「僕は中辛か、、どれくらい辛いんだろう?」
「私は辛口ですか」
「そ、それでは激辛焼きそばいただきます!」
「、、、、、、」
「どうだった?」
「うぇっへぶふっごほっごほっがふっがっ」
「草」
コメント
>人の心無くて草
>草生やしてて草
>まあ負けてたら月光がこれになる可能性があったし、、、
「じゃあ次は私がいただきます」
「どう?」
「まあ私は結構辛いの大丈夫なので少し辛いくらいでおいしく食べられますね」
「あ、そうなんだ」
「これはありがたく食べさせていただきます」
コメント
>へえー辛いの大丈夫なんや
>解釈一致ではあるかも
>でも慌てるのも見たかったかも
>次は天海君か
「つ、次は僕ですね、、」
「少し食べて無理そうだったらやめてもいいよ?」
「いや、頑張って食べます!」
そう言って僕は作られた目の前の焼きそばを口に入れる。
するとそれは僕にとってかなり辛くすぐに用意されていた水を飲むことになったが水の協力もあってなんとか完食することができた。
「う、、なんとか食べきれた」
「お、おめでとー」
コメント
>なんというか、、ちょっと涙目天海君良いかも、、
>わかる
>わかる
>辛い物ダメなのか
>カワイイ
>お持ち帰りしていいですか?
>↑通報しました
「コラッコメント欄は静かにしなさい」
「月光先輩、コメント欄が、、どうかしたんですか?」
「いやーなんでもないよー」
「ううーまだ口の中が痛い」
「大丈夫?まだ水飲む?」
「はい、、、最後一杯いただきます」
そしてだいぶお腹が膨れてしまったが水を飲むことでとりあえず口の中の辛味は落ち着きを見せた。食べた感想としてはこういうのが好きな人がいることに驚いたぐらいの衝撃を受けた。正直もう二度とこういう辛いのは食べたくない。
「ちなみにそれ一番この中で辛くないやつなんだけど、、(ボソッ
「何か言いました?」
「いや何も」
「焼きそばはきつかったですが人生ゲームは楽しかったです!」
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あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございました!!
今回trpgをやってみようかとも思ったのですがキャラクターやシナリオを作ったりするのでやってみるのはやめることにして罰ゲーム式のような感じでやることにしました。
そして投稿がかなり遅れてすいませんでした。
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