格付けチェック(物理)

第十三話~格付けチェック(物理)~1~

僕は現在前とは違う絶対に壊れないしモンスターが出てこないという撮影、配信に便利なダンジョンに来ている。


「おーここが今回戦う場所かぁー」

「まあまずはトーナメントを決めるところからですけどね」


今回この企画に参加することになっている人は

まずは僕そしてルイジンさん、ミラダ・カグラさん、月光カガリさん(前にお世話になりました)言葉にはしないけど、知られたらヤバいらしいからね。あとはトスレイ・ロングさんと光闇創枚こうあんそうまいさん、最後にカタミ・マモンさんの自分含めて計7人だ。


そして今から配信が始まりくじ引きでトーナメント表を作るところからやっていくらしい。ちなみに月光カガリさんはシードらしい


『さあ始まりました!!第3回目一体誰が強いのか!?格付けチェック(物理)配信を開始します!!』

>待ってましたー!

>このために仕事休んできた

>あれ今日は日曜日、、、妙だな?

>今回は三期生と四期生か


そんな声がどこからか聞こえてきた。


『今回はくじ引きでトーナメント表を作るのでそこに用意しておいたブラックボックスから一枚紙をお取りください。そして今回月光カガリさんはシードで6人の中で一位になった方と戦うことになります。』

>まあ残当

>しょうがないんだよなー

>一瞬で終わるからな

>終わらなくてもその後の戦闘が微妙に見えちゃうと思う

『ということでどうぞ引いてください』

>どんな組み合わせになるかな?


そしてブラックボックスに順番に並び僕の番が来た。


「何が出るかな?」


紙をブラックボックスから引っこ抜いて何番かを確認すると

3番だった。


「三番かー」


『全員引き終わったようなのでトーナメント表を発表します』

トーナメント表↓


トレジャー・ルイジン

vs

トスレイ・ロング


天海天空

vs

光闇創枚


ミラダ・カグラ

vs

カタミ・マモン


『このようになりました!』

『そして今回全体を通しての一位とトーナメント内の一位の方には豪華報酬があるので頑張ってください!!あと戦闘の際のルールは今から配布する(身代わりの碑石)が壊れたら負けになります!!最初の戦いは今から15分後に開始します』

>15分ならちょっと離席してくるか

>飯食ってくるか

>飯を?!


そういわれて首にぶら下げる石が配られた。

思ったより軽かった。


「そして僕の最初の相手は光闇創枚さんか」


そんなことを呟いていると後ろから


「君が最初の対戦相手かなよろしくね」

「あなたが光闇先輩ですか?よろしくお願いします」

「にしても本当に結構背が低いんだね。本当に成人してる?」

「一応20歳は超えていますよ」

「みたかんじ身長140ぐらいじゃん」

「まあでもしているものはしているので」

「そっかー」


目の前にいる光闇先輩はルイジンさん程は背は高くないがそれでもそこそこ身長の高い方の人なことがわかる


「あ、そうだ僕以外の3期生にも話しかけに行ったら?」

「そうですね。あいさつしてきます」


そうして今度はなぜか上半身裸の人が話しかけてきた


「やあ、少年君の名前はなんて言うんだい?」

「あ、僕の名前は天海天空でやらせてもらっています。あなたは?」

「俺はトスレイ・ロングという名前でやっているよ」

「ちなみになんで上半身裸なんですか?あれはイラストだからじゃないんですか?」

「なにを言っているんだい?筋肉は見せるものだろう?」

「??????」

「それにしても小さいな、ちゃんと食べているのかい?」

「あ、食べてはいます」

「今度鍛えてやろうか?」

「あ、、、考えておきます」

「そうか残念だ」


なんかめっちゃ濃い人だったな、、、

筋肉の人との会話をしていると横から青髪の天坂さんと同じくらいの背丈をした人がやってきた


「おーいトスレーイ、後輩を困らせるんじゃないよ。」

「あなたはカタミ先輩ですか?」

「そうだよー」

「今日はよろしくお願いします」

「よろしくねー」

「ところでちょっと聞きたいことがあるんだけどさ」

「はい。なんでしょうか?」

「君の空間をいじる魔法はどうやってるの?」

「どうやってるかと言われてもスキルみたいなものなので魔法に使おうとしてもどうも教えられませんよ?」

「そのなんとなくでもいいから教えてよー」

「ええ、、、そういわれましても」

「こらこら結局マモンも困らせてるじゃん」

「あ、月光先輩」


天坂さんが来てくれた。うなずいているのでこの呼び方で問題なかったようだ。


「今日はよろしくお願いします」

「うん。よろしくね」

「それにそろそろ始まるしトスレイ以外の私らはとりあえず待合室いくよ!」

「わかりました」

「りょーかい」


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ここまで読んでくださりありがとうございました!!

ちょっとミスしてしまい少し変わってしまいましたが気にしないでください。

次回から1試合ごとに一話書いていきます。

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