第七話〜ダンジョン配信〜

 ということで只今、Cランクダンジョンの前に来ております。目の前には仰々しい扉があり圧をかなり感じます。まあ今から中に行くんですがね、、、てかいきなりCランクって大丈夫?

大丈夫だから来たのかー、、、


ドローンの電源をオンにする。


「皆さんどうもこんにちは中々仰々しい扉の前から天海天空です。今からダンジョン攻略していくね!」

>キターー

>前の2人のダンジョン攻略はかなり安定していてすごかった

>どう戦うんだろ?

>武器は?

「早速扉を開けて攻略していくね」


 扉に近づくとギィーーーーと大きな音を立てて開いた


「早速行くよー」


 中は広い洞窟のようになっていて足音がかなり響くそして、、、


「100m先ぐらいから人型のモンスターが来てるね」


 すると奥から150センチくらいの緑肌のモンスターがやってきた


>ゴブリン?

>いやゴブリンにしては大きいからホブゴブリンじゃない?

>なんか本持ってるやつと剣持ってるやつと弓持ってるやつがいるじゃないですか

>いきなりパーティーのホブゴブリンか


「いまから倒していくよ」


 次の瞬間矢がかなりの速度で飛来するそれは本来なら右腕を貫くはずだったが見えない何かに弾かれてしまった。


「ギャッ?」


 どうやら驚いているようだ


>なんか弾かれてて草

>ホブゴブリン驚いてるじゃん

>安心配信決定ww


次に剣で切り掛かってくるがこれもまた弾かれる


「まあただの物理攻撃だけなら攻撃するのは絶対に無理だよ」


今度は炎魔法が放たれるがこれは霧散していくそれを見たホブゴブリンは逃げようとするが見えないなにかにぶつかる


「魔法も無理だけどね」

>今んとこ全攻撃無効ww

>逃げ出してるやん

>残当

>攻撃は?


「技名とか言った方が良い?」

>せっかくだし言ってみて

>今聞くことじゃないww

>技名決めてるのか、、

「ちなみに技名を言うと威力が上がったりするよ!」


【断絶】


そう言った瞬間3体のホブゴブリンの首が跳ね粒子になった。


「これで終わりかなーー」

>かっこええ

>俺もやってみたい

>どうやったの?

>空間系の魔法?

「そうだよ!」

「それよりも技名言うのちょっと恥ずかしいのでやめて良いかな?」

「てかさっきまでの言動すごく恥ずかしくなってきた、、、」

>草

>可愛い

>もっとやってよ

「も、もうあんな言動しないから!」

「と、とりあえず次行くよ!」


 奥に進むと今度は全身紫の蛇が出てきた


「なんか明らかに毒ありそうだけど」

>マージスネーク、毒はなく強靭なあごで攻撃してくるモンスターです!

>毒ねぇのかよ!

>あの見た目でww

「毒ないの?!そこはあれよ!」


首が飛んだ。


>生存時間3秒

>ツッコミの勢いで殺される蛇カワイソス

>早退(死)

>次は近接で戦ったりできない?

「あ、勢いで、、、あと近接か。わかったやってみるね。」


次はカンガルーが出てきた。手にはメリケンサックが握られている


「メリケンサックかーー殺意高すぎない?!だってカンガルーて元からかなり強かったよね?!」

>オラ近接やるんだろ?あくしろよ

>フラグ回収乙

>空気を読んだカンガルー

「わかったよやるよ!」


まずカンガルーに近づく、するとまずは横からパンチが来たのでしゃがみながら近づきしたから腹にアッパーを入れるそのまま浮いたところに三発入れるとカンガルーは吹っ飛んでいった。


「拳を空間で固めといてよかったー」

>そんなこともできるのかよww

>カンガルーさんが不憫

>一発ちゃんと殴られろ!!

「ひどくない?!あのメリケンガルーに殴られたら死ぬわ?!」

>メリケンガルーww

>イケメンガルー??

>韻を踏むな

「うわっ!!」


コメントと話しているといつの間にか帰ってきたカンガルーが拳を振ってきた。

やっぱ【空間探知】は切らしちゃいけないな、、、


>このカンガルーまだ生きてたのか

>いつの間に帰ってる


最後に拳を頭にお見舞いすると粒子になって消えた。先に進もうとするとさっきのカンガルーが装備していたメリケンサックが落ちていた。拾ってみてみると(アイルビーバッグ)

「帰ってくんな!!」

>アイルビーバッグww

>どうやってかえってくんだよww

>初のドロップがこれなの草

>遺品だぞ大切にしろ

「とりあえずしまっとくかー」


一つの黒い穴に二つのメリケンサックを入れて異空間にしまう。


>あのーもしかしてアイテムボックス的なのを使えるのでしょうか?

>まあ空間魔法使えるなら当然だよな

>でも普通に便利だよね

「先に進もっか」

>もうちょい派手なの見たいなー

「しょうがないなー危ないから一回だけね」


次は通路を埋め尽くす程のスライムがいた。


>ビッグスライムじゃん

>めんどいよなこいつ

>通路塞いでするからなー

「せっかくなので派手なのを見せます。ドローンもちゃんと防御したので音も遮音しています。安心してください」

>なんだろ

>気になる

>楽しみ


ビッグスライムに向けて人差し指を向ける2秒ほど空間を圧縮し放つそれはビッグスライムに触れた瞬間


バァァァァァァン


と激しい音を立てて弾け飛んだ


>何今の

>遮音してこれから、、、

>跡形もねぇ

>すっご

「これは空間を圧縮してやりました!!あと何か落ちてますね」

>本日ドロップ2個目

>運いいな

>なんだろ?


落ちていたのは綺麗な水色の石だった


>魔石じゃん

>しかも色付き

>かなりレアだよ!!


「レアモノっぽいですねしまっときましょう。どうやらこの先がボス部屋のようですね」

>これで終わりかー

>でもめっちゃ面白かった

>行こ行こ!!


これで終わりかー楽しかったな!

最後に気持ちよく買って終わりにしよっかな


扉を開けるそこには


「ブモオオオオオオオオ」


「巨大な人型の牛?」

>ミノタウロスか

>Cランクダンジョンのボスとしてはかなり強い方だね

>ランクとしてはBランク級か

「最後ですし最後には剣も使っておこうかな?」


そう言って右手に空間を固めて近くの岩からつけた色で可視化した剣を作る


「最後だしもう一個の方も使おうかな」


そして自分の動きのを加速させる


「これで終わりね」


目の前にいるミノタウロスに一瞬にして近ずき1秒の間に何回も剣を振るう。するとミノタウロスは数百もの肉片に斬られた後光の粒子となって消滅した。

>ヤッバ

>何回切ったん?

>バラバラになってた

>でもめっちゃカッコよかった

>まあかわいいもあるけど


「よっしゃーダンジョン攻略!!」


目の前に宝箱が出てきた


「中身はなんだろな?」


中にはブレスレットが入っていた


「これ何かな?」

>これはね円滑のブレスレットだと思う。

> いろんな新しいことをやる時に補正が入るって言う効果だった気がする。

>便利なやつ

「へぇーとりあえずつけとくかー」

「じゃあそろそろ帰りますか」

「そういえば帰る時はどうやって、、、」


ズンッ


「!!」


--------------------あとがきここまで読んでくださりありがとうございました。

今回かなり満足に書けました。

あと配信中に敬語になったりならなかったりするのは、なんとなくです。雰囲気でそこは変えているので気にしないでください。

めっちゃ早く書けちゃった、、、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る