恋する君と隠れる僕
永遠の邪龍王†真希♂
第1話 社会不適合者な僕 〇
僕は一体どこで道を踏み外したのだろう
毎日そんな無意味な自問自答を繰り返している…
ただ毎日同じ事を考えても何も変わらないから
最近は家にある小型の携帯機…所謂スマホを使い
動画を見たり、適当な小説サイトを見たりしている
なかでも最近は
恋愛ものの小説を見たりしている事が多い
「はぁ……僕もこんな恋愛がしてみたかったなぁ…」
ベッドに横たわり、恋愛小説を見ながら
僕は1人、力なく呟いた
こんな僕には1つ問題があり
軽度(?)の発達障害を患っており…
小学、中学、高校と…恋愛と言うものを
経験した事が少なかった
否、なかったと言っても良い!
――だが、今なら
その(恋愛ができなかった)原因が他にある事がわかる!
その原因は僕自身である
軽度の発達障害以前に僕は所謂
ブサメンであり…問題児であり…
おデブであり…(重度の)コミュ障であり…
かなりの勉強嫌いだった為バカでもあり…
孤高の騎士(ぼっち)であり…
幼い頃から倫理観と言うものが人一倍欠如している
そんな良いところが
なに1つとしてない奴を好きになる異性は居るのか!?
答えは否である
だから、僕は今になって少しだけ後悔をしている
恋愛小説の様な甘酸っぱい青春…否!!
性春(恋愛)がしたかったと!
…だが、今からそんな事は出来ない
年齢的にいろいろとアウトだからだ…
それにまた学校生活をするとか御免こうむる…
だから僕は……
「うし、妄想でもすっか…」
こうして…僕の痛い(黒歴史)物語が唐突に幕を開けるのであった…
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