普通の高校生なのに呑気過ごしていたらいつの間にか悪魔が居る異世界にいた。 番外編
佐々牙嵯峨兎
番外編 日常Ⅰ
悪魔が体育館を襲撃して三日たち少しずつ周辺のマッピングをして埋めていく。
『おーい、だれかここの補強してくれる悪魔いないか?』
「分かった」
何とかこの世界で生きるために学校を改造や体育館の中を工夫して武器や防具を作り周辺の森を開拓して農業場や鍛冶場など建てて生活できるようにする。
「おーい、修二少し聞きてぇけど」
「寛治君何が聞きたいの?」
寛治君が言うには班が出来る様になるらしい。
少し纏めると数は十個になっていた。
◆ 狩猟班…狩りや釣りを中心に活動する班。 〈リーダ〉藤森淳史
◆ 採取班…採取を中心に活動する班。 〈リーダ〉宮月良太
◆ 建築班…建設や物件解体を中心に活動する班。 〈リーダ〉白銀雅
◆ 鍛冶班…武器や防具の製作を中心に活動する班。 〈リーダ〉黒鉄和馬
◆ 解体班…狩猟班が手に入れたものを解体して調理班に渡している。 〈リーダ〉花村草介
◆ 調理班…解体班が渡した食材を調理する。 〈リーダ〉近衛都
◆ 採掘班…鉱石や宝石を採掘する。 〈リーダ〉金剛牛太
◆ 護衛班…壁周辺の悪魔を倒しつつ採取班と採掘班を守る。 〈リーダ〉獄輪寛治
◆ 裁縫班…服や糸などの衣服類を作成する班 〈リーダ〉東方三鶴
◆ 製薬班…薬や解毒剤などの薬物を生成する班 〈リーダ〉無明虎徹
十個の班が有って様々な特徴があった。
「寛治君、リーダに抜擢されたの?」
寛治君に聞くと彼はまんざらそうに答える。
「そうだけどな、統率とか分からねぇぜ」
本人は物凄く難しくて苦戦していたらしい。
「けどな、他の連中が教えてくれて色々と助かっているぜ」
自分の身の丈には合わないけど他の人がサポートしてくれて居心地が中々良い事になっていた。
『おーい、寛治チョットいいか?』
「オウ、ワリィ少しここで待ってくれ」
誰かに呼ばれたらしく駆け足で声がした方に行く。
「何か用があるか?」
『実はもう少し右にある森が悪魔の群れが出来て、いずれ厄介だから何とかしてくれないか?』
「分かったけど少し狩猟班に相談してみるぜ」
『頼むよ !あいつら特に淳史が俺らの素材をフンダクルからあまり頼りたくねぇよ!』
「マジか、取り敢えずやってみるぜ」
『サンキューな!』
話が終えると寛治君が少し頭を掻いていた。
「森にいる悪魔の群れを受けるの?」
「嗚呼、それにあいつら淳史を毛嫌いしていたから良い空気じゃないな」
取り敢えず準備をして森にいる悪魔の群れを相当する事になった。
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