秘密結社

Grisly

秘密結社

N氏は、裏の話が大好き。

なんでも知りたいし、

人々に自慢したいのだ。


ある日、

あるツテで、

秘密結社に入会することになった。

世界を裏で動かしていると言う団体。


すごい秘密が知れるだろう。

皆んなに自慢できるぞ。



N氏、入会して気づく。

秘密を守るから秘密結社なのだ。

彼の知った秘密は、

全く公表できなかった。

何も人に自慢できない。


もっとも、本当に秘密にすべきことは、

会員にも知らされておらず…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

秘密結社 Grisly @grisly

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ