スキルレベル100の畑
仲仁へび(旧:離久)
第1話
異世界に転生したら畑だった。
生き物じゃなくて、畑とかよく分からないもんになってた。
辺境の村の畑に転生した俺は、村人に耕してもらう事でレベルアップする。
レベルが5になった時は、ちょっと実りが良くなるスキルを手に入れた。
村人たちは喜んだ。
レベルが25になった時は、防虫スキルを手に入れたので、虫が寄り付きにくくなった。
作物の品質が上がって、よく売れるようになったらしい。
レベルが50になった時は、畑で作業する人間が疲れなくなった。
どういう原理か分からないが、作業効率がアップして、村人がさらに喜んだ。
レベルが75になった時は、栄養とか成分とかがなんか良い感じになっていった。
作物を食べた人が元気になっていく。
レベルが100になった時は、自動耕しスキルが発動して、病気で耕せない人がいても、耕せるようになった。
人々はちょっと不気味がったが、最後にはありがたく思うようになった。
そんなこんなで第二の人生を畑で過ごした俺は、500年後。
気が付いたら畑である俺は、巨大農業王国の聖地「すべての始まりの畑 ー伝説はここから始まるー」になっていた。
スキルレベル100の畑 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます