第9話:やっぱりパンツなんて面倒くさい。

「え〜・・・出不精・・・横着者〜」

「あ、そうだ・・・ひとつ間違いないことがある」


「間違いないこと?」


「そうだよ、明日香ちゃんがパンツ履いたら絶対可愛いと思うけどな・・・」

「これ間違いない」


「また、そんなこと言って、私が調子こいて履くと思ってるでしょ」


「いやいや一度、試しに履いてみれば?パンツ履いた姿、洗面所の鏡で

自分を見てみ?」

「絶対可愛いと思うよ、俺は」


「・・・・・」


明日香ちゃんは手に持ってたパンツを、しばらく眺めていた。


「じゃ〜試しに一回だけ履いてやるか・・・」


そう言って明日香ちゃんは俺が教えた通りパンツの穴に両足を通して

パンツを履いた。

で洗面所に置いてある姿見でパンツを履いた自分を見た。

右を向いたり左を向いたり、くるっと回ってみたり・・・。


「ああ・・・可愛いって意味は分かるわ・・・」

「・・・・・分かった・・・履いてあげる・・・」

「辰也君の好みなんでしょ?」


「そうだよ・・・な・・・履いてみたら可愛いだろ?」


「それは基本的に私が可愛いからでしょ」


「うんまあ、たしかにそうだけど・・・」


「可愛いプラス可愛いイコール超絶可愛い・・・そういうこったな」

「見てたらめっちゃエロい気分になってきた・・・」

「今更だけど・・・パンツ履かせるんじゃなかった・・・」

「めっちゃ目の毒だわ・・・あ〜我慢できなくなってきた」


「なによ・・・履けって言ったくせに・・・」


「あ、あのさ・・・急にムラムラしてきたんだけど・・・押し倒してもいい?、

我慢できなくなってきた」


「なに?・・・したくなったの?私と・・・」

「そうなの?・・・辰也君ってパンツ見たらしたくなるんだ」


「うん、フェチだからね、それに真っ裸でいられるよりエロいし・・・

欲情するし・・・」


「そう、だったらいいよ・・・しても・・・」


「まじで言ってる?・・・」

「お互いの愛情もまだ明確じゃないのに?」

「まあ俺は明日香ちゃんのことは最初っから好きだけど・・・」


「あのね、辰也君がいつまで経っても私を誘って来ないから心配してたんだよ」

「この人、性欲ないのかな?って・・・私を見てしたくならないのかなって」

「私と辰也君は、夫婦なんだからね・・・セックスしないってほうが不自然

なんだよ? 」

「遅いくらいだと思うけど・・・」


「まあたしかに夫婦だから遠慮しなくていいんだよな」


「嫌ならいいんだよ・・・無理にとは言わないから・・・私もまだ欲求不満

来ないし・・・」


「いや、いや、いや、我慢できないって言ってるだろ?」

「俺も一般的スケベな男だから・・・したくない訳ないし・・・今までは

我慢してただけだよ」

明日香ちゃんみたいな可愛くて美人さんとできるなら本望だし・・・」


「だけどさ・・・でもさ・・・いざ、するとなるとさ・・・」


「じれったい・・・するの?、しないの?、どっち?」


「したいです天女様・・・」


「じゃ〜、つべこべ言わず、私を押し倒しなさいよ」

「やっぱりパンツなんて面倒くさい、こんなのすぐに脱いじゃうんだもん」


とぅ〜び〜こんて乳。

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