第2話「未練の終」
「来たぞ」
ようこそ
「妹は生き返ったのか?」
ええ。
「だったら会わしてくれ」
いいでしょう
「お兄ちゃん!!!」
「おお、ベルガモット!!!」
「大丈夫か?」
「大丈夫だよ!」
これは重要な事ですが、あなたの妹には余命があります
「どういうことだ」
私達は、妹の死因であった、ブラックボックスの発作現象
そのため、ブラックボックスが劣化しました
「つまりは・・?」
持ってあと一夏、二ヶ月しか生きれません
「なんだよそれ!!!」
すみません、しかしこれしか出来ませんでした
「お兄ちゃん、大丈夫、私は、それでも大丈夫だよ」
「ベルガモット・・・、お前」
「泣かないで、まだ生きてるでしょ私」
「そうだな。じゃ、行こうか」
「うん!」
実は・・・
「なんだ?」
妹のブラックボックスは意図的な攻撃で停止したと思います
つまりは、妹さんは命を狙われている思えます
「え?」
なので気おつけてください
「ベルガモット、なんか心当たりはあるか?」
「ないよ」
「そうか、大丈夫だ、俺が守ってやる」
「ありがとう、お兄ちゃん!」
「ああ、じゃ家に帰るか」
居たぞ、Ai手術を受けたようだな
ヤるか
”しねええええええええええええ”””
「お兄ちゃん危ない!!!」
「おい、ベルガモット!!!」
「お前、何してんだ」
俺はな、お前の妹に振られたんだよ、だから殺したんだ
「おい。ベルガモット!!」
もう、あんたの妹は生き返らないぜ
「どういう事だ」
このナイフはブラックボックスに穴を開ける事ができるんだ
「許さない!!!許さねーーー!!!!」
いくらでも殴れよ、俺はもう、目的を果たした
「てめーー!!!!」
「ベルガモット!!ベルガモット!!!」
「お兄ちゃん、私は大丈夫、その人も許してあげて」
「こんなのって、こんなのって、お前は、、どうして、そんなに。。。」
「ありがとう、お兄ちゃん、ありが、と、、う」
「ベルガモットおおおおおおお!!!!!!!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます