くるっとしてぽん

苑田澪

ぼうっとしていると良くないよねって話

はじめましての人もそうじゃない人もどうも。苑田澪そのだれいです。


まずははじめましての人向けにさらっとした自己紹介を。

苑田澪、34歳。小説家志望。好きな作家さんは湊かなえ、芦沢央、櫛木理宇など(敬称略)


趣味は未解決事件などについて調べることや、重大事件の犯人についての分析を自分なりにすること。オカルトや心霊も好きだが、かなりのびびり。ホラー映画はびっくりするので基本的に見ない。

双極性障害を患っており、精神障害者手帳2級。基本的に体調は良くないというデバフが常にあります。


さて、タイトルの回収をしていきたいのでぼうっとしていると良くないよねというお話をしていこうと思う。


昨夜、私はぼうっとしていた。正確にはカクヨムコンに向けて原稿の大詰めに差し掛かっており、どうやって最後をまとめるかを考えていたのだけれど、基本的にはぼうっとしていたといって差し支えないだろう。


そんな中、私のスマホに見知らぬ番号から電話がかかってきた。私の番号には、夫の仕事の関係で、見知らぬ番号から電話がかかってくることが多いため、なんの躊躇いもなく電話に出る。


「はい、苑田です」


「こんばんは、#$%’&’&の○○です。先日はアンケートの回答ありがとうございました」


多分すごく大切な部分が上手く聞き取れず、アンケートって何のアンケートだ? とこの時点ではてなマークがたくさん頭の中を埋め尽くす。そもそもこの人は誰だ。

よくよく話を聞いてみると、どうやら子どもの学校のPTA本部役員選考委員の人だった。


「アンケートで誰も候補がいなければ、本部役員をしてもよいと回答されていたので、お願いできないかと思いまして」


そう相手が言うので、私はマジ? と思いながらもまあ、誰もいないならなってもよいと回答していたしなと思う。


「私でよければ」


仕方が無いのでそう答え、私は2年間本部役員として来年から活動することが決まった。めちゃくちゃ油断していた。そもそも私はPTAって必要なの? というPTAの存在懐疑派の人間で、本部役員に最も相応しくないであろう人間である。


そもそも前述の自己紹介の通り、私は双極性障害を患っており常に体調にデバフがかかっている状態。断るべきだったのかもしれないな、と今さらながらに思ったりするけれど、本部役員として活動するとママ友的なものが出来るという話を聞いたことがあるので、ちょっとのってみた。


私にはママ友的な人が一人もいない。そもそも人の顔と名前を一致させるのがものすごく苦手で、全然覚えられないのである。子どもの友達もけっこう記憶があやふやで、その保護者の方となったらまるでわからない。困ったもんである。


引き受けたからにはその役目を全うするつもりではあるけれど、面倒くさいんだろうなと今からちょっと気落ちしていて、ぼうっとしていた勢いで受けてしまった自分を恨んでいる。


子どもの通う学校では6年間のうちに、本部役員もしくは学年学級委員か委員会の委員長のいずれかをしなければならないという決まりがある。私は昨年、学年学級委員をしたので、本当はもう本部役員やらをしなくてもいい状態ではあったのだけれど、来年から2年間所属する委員会を選ぶ必要がないというのはまあ、楽なのかもしれないなとも思う。


その分面倒くさい目にはあうのだろうけれど、結局自分が選択した結果である。人生は取捨選択の連続で、私は今回それを自ら選択したのだ。しゃーない。


ぼうっとしていた私が悪い。


カクヨムコンが今日の正午から始まった。私はエンタメ総合部門で参加予定でいる。今夜19時頃から連載を開始する予定でいるので、時間があれば読んでもらえると嬉しい。


結局宣伝かよ。ええ、宣伝です。でも本筋で書きたかったのはぼうっとしていたらPTAアンチのくせしてPTAの本部役員になってしまったという話の方なので、許してほしい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る